石景山遊園地で「ゆるキャラ選手権」を!

月曜は朝から表参道へ。『進学レーダー』で、某シリーズの編集部の取材。編集長のSさんからかなり赤裸々な話を聞き、いろいろオモシロかった。〈青山ブックセンター〉で、岡田斗司男・唐沢俊一『オタク論!』(創出版)、大森望豊崎由美文学賞メッタ斬り! 2007年版・受賞作はありません編』(PARCO出版)を買う。あとで両方とも対談集であるコトに気づく。体がこういうのを求めているのか。『オタク論!』はいろいろツッコミどころが多い本だが、第一次おたく世代のしぶとさみたいなものも感じた。ココで批判されている「萌え」論者たちは、この本を無視するのではなく、きちんと反論するべきでしょう。


火曜日は鬱々のうちに。午後に〈がもう〉のうどんが到着。夜、釜玉で食べる。平野甲賀さんより『僕の描き文字』(みすず書房)が届く。作品集や『装丁術 好きな本のかたち』(晶文社)はあったけど、コレが初めてのエッセイ集。編集は中川六平さん。『季刊・本とコンピュータ』でぼくが担当したインタビュー「甲賀の眼 僕のデザイン見聞史」2回分も収録されている。カバーはみすず書房がよく使う紙と色で、そこに平野さんの描き文字が乗っている。一見ミスマッチ、でもベストマッチ。


しばらく前に、北京の「石景山遊園地」で、ディズニーそっくりのキャラクターがたくさんいるという報道をやっていた。くたびれたドラえもんがすごい迫力。海外報道の多さに、それらのキャラやアトラクションを中止しはじめているそうだ。どうせなら、そうなる前に、テレビ東京《テレビチャンピオン》の「ゆるキャラ選手権」をココで開催してほしいなあ。