ツムツムはアマゾンの箱を抱えて

朝から原稿を書いたり、入稿前の原稿を整理したり、明日の取材の下調べをしたり。手元に「今日すべきこと」を書き出して、ひとつ終わるごとに線で消していくが、5つのうち4つまでしかできなかった。これが翌日に繰り越されると、また別のひとつが延びていく。なんだか、そういうコトを繰り返して生きている。


5時に出かけて、神楽坂へ。ちょっと小腹が空いたので、そばでも食べようかと思うが、もともと店が少ない上に日曜日だから開いている店がほとんどない。坂を下って、牛込天神町のほうまで歩く。大学のときにお世話になった〈牛込文化〉(ポルノ映画館)のあった場所を通り過ぎる。適当なお好み焼き屋に入り、焼きそばを食べる。隣に入社数年目かの若者のグループがいて、「住宅手当は25万が上限」とか「月給が手取りで40万」とかの勝ち組会話を交わしているので、ムカつく。水でもぶっかけてやろうかと思ったら、店のブレーカーが落ちて停電してしまう。店員が総出で直しているが、真っ暗なままだ。ざまあみろと思いながら、会計を済ませて店を出る。


S社で資料の受け取り。終わって、乗り込んだタクシーが走り出した瞬間、目の前を丸坊主で短パンの男が歩いているのに気づく。あ、ツムツムだ! S社の某誌編集部に勝手に自分の書斎をつくってしまったというツワモノである。ツムツムはアマゾンの大きい箱を2つも抱えて、とても嬉しそうに会社に向かって歩いていた。ああ、なごむなあ。帰ってスグに旬公に電話で報告したのは云うまでもない。


弟からメールで、大阪の叔父さんの娘が結婚するらしい。大阪人なのにナゼか出雲大社で結婚式をするという。親戚で唯一このブログを読んでいる子だ。おめでとう、ヒサヨ。こんどメールアドレス教えなさい。