79歳と69歳と40歳

昨日は午後に吉祥寺に出かけ、〈バサラブックス〉のFさんに取材。すごく緻密に考えているところと、やりたいことに突っ込んでいくところが混在しているヒト。Fさんが店番しているヨコでノートを広げて話を聞いたのだが、わずか1時間に買取のお客さんが3人も来ていた。Fさんから店で掛けていた、GELLERSというバンドのCDをもらう。終わって、編集のOさんと北口の古本屋〈百年〉を覗く。2回目だが、最初に行ったときより棚が充実してきた気が。京都のミニコミペリカンクラブ』を2冊買う。


いったんウチに戻り、あれこれやってから出かける。日暮里で津野海太郎さんと待ち合わせ、〈千尋〉へ。あとから小沢信男さんと福島紀幸さんがいらっしゃる。津野さんと福島さんは『新日本文学』の編集部で一緒だった。ちょうど先日、五反田で買ったスクラップブックに『文藝』編集長時代の福島さんのインタビューが載っていたのでお目に掛ける。小沢さんの新刊『通り過ぎた人々』のハナシから、新日本文学会のあの人、この人について。小沢さん79歳、津野さんと福島さんは69歳。この3人にたっぷり話を聞けて、すごく贅沢な時間だった。盛り上がって11時すぎまで居座ってしまった。日暮里駅まで送ってから、ウチに帰る。


先日取材を申し込んだ〈古書モダン・クラシック〉のKさんからOKの返事。このヒトの書いている「一古書肆のブログ」(http://mc-books.blogspot.com/)もオモシロイが、今日見たら、「WEB版古本用語辞典」(http://www.mc―books.org/biblio_matrix/lexicon.html)がアップされていた。古書組合50年史などから作成しているようだが、うまくまとまっているので便利。