「出雲ナイト!」に行きたいなあ〜

昨日は遠いところに行ってきた。疲れたけれど、おもしろかった。そこに行く前、西日暮里の中華料理屋で昼飯を食べていたら、背中側にあるテレビでやっているドラマで、出雲弁っぽい発音が聞こえてきた。しかし、出雲弁と東北弁は混用されがちだしな……と思いつつ、それでも背中を耳にして聞いていたら、「この◎◎はサンドミュージアムで買った、もの」云々というセリフがあった。マチガイない、これは島根県が舞台のドラマなのだ!


邇摩郡仁摩町の〈仁摩サンドミュージアム〉は、国が自治体に1億円ずつバラまいたときにできた(たしか)もので、世界一大きな一年計砂時計と世界各地の砂が展示の売り物という、かなりショッパイ博物館だ。建物がガラス張りになっていて、国道9号線を走る車に光が反射してアブナイという批判もあった。いまは大田市に合併したようだ。石見地方でも出雲寄りのエリアなので、出雲弁でもおかしくはない。


夜、ウチに帰ってから新聞を見ると、TBSで月〜金にやっている《砂時計》というドラマだった。少女マンガが原作で、3月からやっているらしい。島根ロケも多いそうだ。来週からは毎日録画だな(湧き上がる郷土愛)。


今日は朝から国会図書館へ。10時から11時半までに、雑誌と新聞の調べ物を数件こなす。戻って、〈古書ほうろう〉に行き、神原さんとサトちゃんと今日の作業の荷物を、〈ふれあい館〉に運ぶ。1時すぎからポツポツ、助っ人さんが集まる。今回初めての参加者が多い。ありがたいことです。リソグラフで複数種の原稿を印刷し、それを助っ人が折っていく。ホントは新しい地図も封入する予定だったが、できあがりが月曜日になったので、途中までの作業となる。ウチに帰り、旬公と神楽坂のS社へ。戻ってきて、日暮里の〈深セン(土+川)〉で晩飯。中華の丼専門の店だが、二人で違う種類のを頼んで分け合って食べるのがイイ。150円のザーサイもウマイのだ。


茅場町の〈森岡書店〉(http://www.moriokashoten.com/)から展覧会のお知らせ。図案作家の有田昌史さんのコトは知らなかったが、出雲の出身だと森岡さんから聞いて、興味を持った。4月28日のレセプションは「出雲ナイト!」だそうで、出雲出身のあんなヒト、こんなヒトが集まるという(推測と妄想)。他の日だったらゼッタイ行くんだけど、一箱古本市の前日じゃないの、この日は……。

有田昌史
十月島ーIZUMONESIAー展


アリタマサフミは世界の神話や民芸から得たインスピレーションをもとに図案を制作する作家です。その図案はコンバース、オールスターの布地にも用いられています。本展ではアリタマサフミの故郷、山陰出雲を主題とした新作図案30点を展示いたします。
作品の額はSTANDARD TRADEの渡邊謙一郎氏が制作を担当しました。渡邊氏は松江の小泉八雲記念館からの依頼で、生前八雲が愛用していた家具を復刻した経歴があります。


期日 4月19日(旧ひな祭)〜5月5日(こどもの日)
場所 森岡書店
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13
第2井上ビル305号 森岡書店  Tel: 03-3249-3456
休業 日曜日
時間 13時〜20時


レセプション 「出雲night!」4月28日(土) 19時〜22時