100箱揃った!

一箱古本市の店主への応募が100人に達したので、今後の受付を終了します。
たくさんのご応募、ありがとうございます!
これで15箇所・100箱が揃いました。


どの箱がどこに出るかは、4月半ばにブログ・サイトにアップします。
また、店主の皆様には、「店主マニュアル」を郵送します。


なお、事前の準備や当日のスタッフとして動いてくれる「助っ人」は、引き続き募集しています。自分でもナニか関わってみたいと考えている方は、ぜひご連絡ください。
hitohako@yanesen.org

というワケで、なんとか一安心。もっとも、100箱揃ったものの、これからリストを睨んで配置を決めなければならない。コレがけっこうタイヘンなんだよなー、と云いつつも、どう組み合わせたら盛り上がるかを考えるのは愉しい。だって、編集者なんだもん。


朝7時に、取材に出かける旬公に起こされ、しかたなく洗濯などする。今日は風が強い。午前中に1本、午後に1本原稿を書く。ホントはもう一本仕上げたかったが、いろいろ雑事があり、そうも行かず。地下鉄で神楽坂に行き、S社で打ち合わせ。今日は、駒込大観音(光源寺)で友部正人さんらのコンサートがあるのだが、スタートに間に合わず、見送る。〈往来堂書店〉で、最相葉月星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社)、トマス・ハリスハンニバル・ライジング』上・下(新潮社)を買う。『星新一』は初めての評伝。550ページもあって、読み応えありそう。装幀(吉田篤弘吉田浩美)もイイ。


『未来』4月号届く。恒例の読書特集。アンケートは「読書会」がテーマで、市村弘正大森望堀切直人荻原魚雷、瀬戸雄史(〈古書往来座〉)ら、興味深い回答者が並ぶ。関沢明子さんの「チェコの子どもの本――その100年間の歴史」も、コンパクトなまとめながら図版も入っていて愉しい。ぼくがプラハに行ったのは、関沢さんの自宅でチェコの絵本を見せてもらったのがきっかけだった。そして、昨年11月に〈東京堂書店〉でやったセドローくんとのトークが「出雲から早稲田へ、早稲田から『路上』へ」というタイトルで記事になっている。9ページもあり、その場のやり取りそのまますぎるので、だいぶ手を入れたつもりだが、まだ冗長だったかもしれない。『未来』のように格調高い雑誌が、隣の牛小屋の牛にドラムを叩いて聞かせていたなんて、どーでもいいエピソードを載せてもイイのかねえ。


セドローくんといえば、彼らがやっている「わめぞ」プレゼンツの〈古書往来座〉の「外市」、第2回めが発表されている(http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20070506)。今度は2日間で、ゲストは石田書房と、河内紀さん。河内さんは〈深川いっぷく〉での古本市でもイイの出してたからなあ。雷の記事ばかり貼り込んだスクラップブックなんて欲しかった。振り市に出品されたが、誰が落としたんだろうか。ちなみ、『彷書月刊』の次号は河内さんの特集だ。

「外、行く?」 第2回 古書往来座外市 〜軒下の小さな古本祭〜


▼日時
5月5日(土)〜6日(土) 雨天決行!
初日 5日 11:00〜22:00
二日目6日 11:00〜17:00(往来座は22:00まで営業)


▼参加店舗
■第2回ゲスト(大棚使用約200冊出品)
石田書房(神保町) http://www.ishidashobo.com/


スペシャルゲスト(一箱)
河内紀(放送演出家・映画音楽監督
1940年東京都生まれ。1962年東京放送に入社。ラジオ番組の制作にあたる。1974年退社後、鈴木清順監督作品『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』の音楽監督キース・ジャレットのコンサート・ヴィデオ全作品を演出。TV番組制作ディレクターとして'88年『今日蘇る幻の東京オリンピック』でギャラクシー大賞受賞。古本好きとしても知られ「雑本探検家」をなのる。主な著書に「古本探偵」(北宋社)、「ラジオの学校―生きるためのことば」(筑摩書房)がある。


■わめぞ古本屋軍団(大棚使用約200冊出品)
古書往来座雑司が谷)/古書現世(早稲田)/立石書店(早稲田)


■わめぞオールスター(小棚 or 一箱 or 自家製棚)
武藤良子雑司が谷http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/5403/
旅猫雑貨店(雑司が谷http://www.tabineko.jp/
リコシェ雑司が谷http://www.ricochet-books.net/
ブックギャラリーポポタム(目白)http://popotame.m78.com/shop/
琉璃屋コレクション(目白) 版画製作・展覧会企画
退屈男(名誉わめぞ民)http://taikutujin.exblog.jp/


■一箱スペシャルゲスト
古本けものみち南陀楼綾繁)/書肆アクセス(神保町)
ハルミン古書センター(浅生ハルミン)/北條一浩(「buku」編集長)
晩鮭亭主人 http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/
他、往来座お客様オールスターズ


■刃物、現場で研ぎます 「旅猫」の兄、「研ぎ猫」見参!
刃研ぎ堂雑司が谷) http://www.tcn-catv.ne.jp/~kai555/