新書読書強化年間

9時起き。冷凍庫に入っていた餅を食べる。「早稲田古本村通信」の原稿を書く。今回で42回目。この連載は昨年中に終る予定だったが、もう少し書きたいコトがあるので、セドローくんに頼んで継続させてもらっている。


筑摩書房のMさんから、彼が担当した野田敬生諜報機関に騙されるな!』(ちくま新書)をいただく。おもしろそう。今年は、新書読書強化年間にすべく、週に1冊は新書を読むつもりでいる。この本は来週中に読もう。アマゾンのマーケット・プレイスから、ネタンダーズのシングル[嘆きのメロディー]と、アルバム[MOODOO]が到着。さっそく聴くがどちらもイイぞ。


夜はまたもや《プリズン・ブレイク》。1話見終えると、続きが気になると旬公が云いだし、もう1枚(2話収録)借りてくる。あと4話ぐらいで完結だが、コレだけたくさん伏線張っておいて、ちゃんと収束するんだろうか。


昨日の「日刊漫画屋無駄話」に「『申し上げづらいのですが、明後日のトークショー、知り合いにもう少しお声を…』と、21日にトークショーがある、高円寺は『コクテイル』の“ルーズ”店長が電話を」とあった。チラシもつくらずサイトでの告知だけなんて強気だなあ、しかもコクテイルのサイトにはいっさい載ってないし、と思っていたら、やっぱり……。「芸人宣言」するんだったら、集客にも力を入れるほうがイイっすよ、塩山さん。というワケで、何人集まるかは知りませんが、明日は〈古本酒場コクテイル〉で、塩山芳明トーク「嫌われ者大新年会」があります。賑やかしに南陀楼と退屈男も出ますので、よかったらどうぞ。


「本屋のほんね」(http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/)さんが、「書店員検定3級」というのを自作していたので、やってみたが、コレがえらく難しい。1問10秒で答えねばならず、作家や版元についてはほぼ正解できたが、スリップとかバーコードとか、あるいは実用書の売れ線などについては、見当もつかず、不正解が続出。結果は、40問中22問正解で、「書店員失格(新人さんレベルです)」とのこと。うーん、キビシイ。けっこうオモシロイので、やってみてはいかが。ついでに誰か別のヒトが、コレと同じ見せ方で、「古書店員検定3級」をつくってくれるとイイだろう。そっちでも「失格」の烙印を押されると、もう夢も希望もなくなってしまうワケだが……。


では、最後に「路上派少年遊書日記――1981年・出雲」を。

1981年4月4日(土)
★今日から中学二年生。組は8組である。
岩佐高志や山崎圭三といっしょな組になった。まあせいぜいがんばりたいと思う。


★今日、前に武田書店で出ていないといわれた、『筒井康隆の世界』が来た。
他の所へ注文したらしっかりと来たのだ。
どうなっておるのか。


★手に入れた本
筒井康隆の世界』(NO.179)980円 新評社


雑誌の広告に載っているのに、書店で注文しようとしたら「そんな出版社はない」と云われたり、出ているはずの本が届かなかったりと、中学から高校にかけて、出版流通の理不尽さをたっぷりと味わわされた。このあとも「どうなっておるのか」と怒ることが多い。