今年の「一箱古本市」は4月29日です

9時起き。『進学レーダー』および『COMIC Mate』【昔のクセで『レモンクラブ』と書いてしまいましたが、マチガイです。1月19日訂正】の原稿を書く。いずれも書評。昼飯は出雲そば。午後も一本書くつもりだったが、塩山さんから「昨日のメルマガにオレの原稿だけ載ってない」という連絡があり、完全に載せ忘れたことに気づいて再発行したりして、時間がすぎる。


5時すぎに、旬公と〈古書ほうろう〉へ。明日からはじまる「屠畜文庫・閲覧日和」という展示のお手伝い。『世界屠畜紀行』(解放出版社)の刊行を記念して、内澤旬子がこれまでに集めた屠畜・食肉関係の資料を、ひとつの棚にまとめて並べ、自由に読んでもらおうという企画。いつもは複数の本棚にまたがっている本を、一箇所に並べてみるとなかなか圧巻の眺めである。ウィンドウも借りて、チェコの絵本や食肉処理の道具(現物)などを並べている。ぼくが集めている古本は普通というか、あるレベルの古書好きなら持っているような本が多いのだが、内澤の場合は、同じ方向性で本を集めているヒトがほとんどいないために、きわめて珍しいコレクションになっているコトは間違いない。「屠畜」というテーマに興味のある人もない人も、ぜひ何冊か手に取っていただき、「こんな本を100冊以上も集めているのか……」と呆れるなり、感心するなりしてほしい。2月20日まで開催。同時に〈往来堂書店〉でな「屠畜」関連の新刊を販売します。また、会期中にはトークショーもあります。

トークショー「屠畜狂い」
内澤旬子×クドウヒロミ(『モツ煮狂い』)

日時 1月28日(日) 18:00から
場所 古書ほうろう
会費 500円


要予約(電話もしくはメールで。メールの場合はタイトルを「屠畜狂い申込み」で、と書き添えてください。)
問い合わせは古書ほうろうまで       
03-3824-3388  
horo@yanesen.net  
http://www.yanesen.net/horo/


本に帯を巻いたり、棚に並べたりしていると、7時半になった。不忍ブックストリートのメンバーが続々集まってくる。ちょっと遅れて8時に、会議が始まった。「不忍ブックストリートMAP」の改訂版をつくる件と、今年の「一箱古本市」の件。一箱は雨対策のため、新規の大家さんを開拓する必要があり、それにともなって、さまざまな変更点が出てくるので、話し合うコトが多かった。11時までかかる。2月には詳細を発表しますが、今年の「一箱古本市」の開催日は4月29日(日)に決定です。店主として参加するつもりの方も、お客さんも、スケジュールに入れておいてくださいね。さて、今年もこれから4カ月ほど、やるコトがたくさんあるなあ。

では、最後に「路上派少年遊書日記――1981年・出雲」を。

1981年3月30日(月)
『奇想天外』五月号読む。実におもしろかった。来月も買おう。


★『ナイン』第1巻 あだち充の良さ、すっかりわかる。
『みゆき』もいいが、これもいい。
2巻を手に入れたい。


3月31日(火)
★書店に『レイ・ブラッドベリ大全集』*1が出ている。ほしいけれど金がない、涙をのんであきらめる。
なんだかこれ書くのめんどうくさくなってきた。
これ、いつまで続くやら。
頭になんにもうかばないよ。

*1:別冊奇想天外No.14