地味な一日

告知するのが遅れたけど、〈東京堂書店〉でのトークのお知らせ。お相手はセドローくんです。

■■『路上派遊書日記』『早稲田古本屋街』刊行記念■■

「路上派古本宣言! 〜古本屋のある街で〜」
南陀楼綾繁(ライター)×向井 透史(古書現世トークショー


■開催日時
11 月18日(土曜日)
15時から17時(開場14時45分)


■開催場所
東京堂書店 神田本店6階
http://www.tokyodoshoten.co.jp/


■参加方法
要予約。参加費500円
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「南陀楼綾繁 向井 透史 イベント希望」お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。
*11月17日以降は、お電話にてお問合せください。
電話 03−3291−5181


というコトで、どうぞよろしくお願いします。その東京堂だが、今日サイトを見ると、週間ベストセラーからもう脱落した。わずか2週間(しつこいようだが、ウィンドウに展示されたのは1週間だけ)の栄光でした。


朝8時半起き。溜まっている本を読んだり、作業をこなしたり。〈古書ほうろう〉やコピー屋や図書館に行ったり、晩飯に豚汁をつくったり。そうこうしているウチに、夜12時になってしまった。経堂の〈日ソ会館〉での沼辺信一さんの講演に行くつもりだったのに、出かけるタイミングを失って行けなかった。


九州ウォーカー』が届く。福岡の「ブックオカ」が紹介されているのだ。会場となるけやき通りの地図が載っている。ぼくが提供した不忍ブックストリート一箱古本市の写真も。これは第1回の〈オヨヨ書林〉前。手前に写っているうしろ姿は旅猫書房さんだろう。この写真はいろんな雑誌や新聞に使われている。


『路上派遊書日記』については、ネット上でいろんな感想を見たが、「腰痛日記@川崎追分町」さんのもの(http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20061026)は鋭いな、と思う。このブログでは、(あまり書かないようにしているとはいえ)ときどき屈託や愚痴めいたことも書いているが、本にまとめるときにはかなり意図的に暢気な部分を拾っている。流れをつくっているうちに、自然にそうなってしまったのだ。ぼくも日記本読者としては、「不幸な日記」を好むほうだが、ぼくのブログに書いてある程度の「不幸」なら、かえってナイほうがいいと思ったからだ。だから、「元気で社交的なお兄さん」や「社交的で屈託が全然ないキャラクター」として読まれるのは、読者の自由であるし、著者の意図通りであるとも云える。ただし、川崎追分町さんは「十数頁読んで、先に進まなくなってしまった」ということだが、その先のほうの記述には、他人から見るとささやかかもしれないが、ぼくなりの悩みや屈託を残してあるつもりだ(もしも、今年の日記が本になるとしたら、かなり屈託が強いものになるだろう)。


不忍ブックストリート」サイトに、「秋も一箱古本市2006 フォトアルバム」(http://sbs.yanesen.org/hako1/2006aki/photo.html)がアップされました。当日の様子がよみがえります。ご覧あれ。