知らない間に40万アクセス

まず、お知らせ。東京古書会館で以下の講座が開かれます。

古本屋になるための1日講座


出演
 芳賀健治(うさぎ書林)
 樽見博日本古書通信編集部)
 山崎有邦オヨヨ書林)+南陀楼綾繁(ライター)
 主催・東京古書組合


入場無料(要事前申し込み)
開催日   2006年10月9日(月・祝)
時 間   午後2時〜午後4時
場 所   101-0052 東京都千代田区神田小川町3-22 
       東京古書会館 地下多目的ホール


詳細、お申込は下記URLから。
「古本屋になるための1日講座」特設ホームページ
http://www.kosho.ne.jp/event/huruhonya2006


ってコトで、この講座に出ることになりました。古本屋でもないのになんでこんな場所に、と思うし、うさぎ書林さんも樽見さんも一人で喋るのに、なぜ我々だけ、こんなトコロで古本ジェットストリームかい、というハナシなのだが、なにせオヨちゃんが「ぼく一人だともたないので」と泣きつくのでしょうがない。オヨちゃんの話を引き出す装置として出席します。この講座、もう3回めなのですね。


8時半起き。昨夜から羽毛布団を出しているので、もうちょっと寝たいのだが、我慢。『ぐるり』の原稿(今回はロンサム・ストリングス)を書きながら、各方面への連絡を取る。昨日、うらたじゅんさんから新刊『嵐電 RANDEN』(北冬書房)が届いていた。三冊目の作品集だ。初出に「未発表」となっている「新宿泥棒神田日記」は、じつはスムース文庫『古本漫画』のための描きおろしだった(その証拠に、あるコマにあるキャラクターが登場する)。ぼくが編集に手間取っているあいだに、作品集のほうが先に出てしまったのだ。うらたさんほか執筆者の皆様には陳謝。なんとか近々カタをつけたいと思っている。


一段落して、昼飯はうどん。テレ東の昼の映画、今日はアンドリュー・V・マクラグレン《北海ハイジャック》(1980・米)。コレが意外におもしろく、出かける予定を取りやめて、仕事しながら最後まで観てしまう。北海の海底油田の基地をテロリストが占拠するハナシだが、それを奪還する側のロジャー・ムーアいい味だしている。が頑固者の女嫌い。妻の姉妹が5人も自分の家に転がり込んできたと云い、「ネコのほうがまだマシですよ」とのたまう。いざ、基地に乗り込む際に遺言状を書き、「全財産をネコに残します」と。思わず、テーブルを叩いて笑う。こりゃ、B級映画のなかの名セリフだ。


雨が上がったので、4時半に自転車で出かける。〈往来堂書店〉で、アゴタ・クリストフ『どちらでもいい』(早川書房)と原口隆行『文学の中の駅 名作が語る“もうひとつの鉄道史”』(国書刊行会)を買う。本駒込図書館で、リクエストの本を受け取り、〈ときわ食堂〉でチューハイ。その後、ウチに帰っていろいろやってる間に世が更けた。


気が付くと、このブログのアクセスカウンターが40万を超えていた。35万を超えたのが7月だったから、一日のアクセス数が以前より増えているような気がする。あ、そうだ。「書肆アクセス半畳日記」(http://plaza.rakuten.co.jp/accesshanjoe/diary/200609140000/)の紹介をしてくれました。すごく丁寧に内容を紹介してくれて、ありがとうございます。