『路上派遊書日記』刊行&古本ジェットストリーム

ちょっと寝坊して、10時起き。取材の申し込みなど、メールあれこれ。「私たちは20世紀に生まれた」(http://numabe.exblog.jp/)を見て、〈古書日月堂〉(http://www.nichigetu-do.com/)のウェブ版特集目録「机上のK.K氏」が、今日で注文締め切りだと気づき、慌てて見る。12ページで二百数十点。「K.K氏」はデザイン・印刷関係の仕事をしていたヒトのようで、1960年代〜80年代の印刷、美術、建築、音楽などの資料が中心。パンフレットや媒体資料などの非売品が多いのも特徴。欲しいのがあったけど、現在の必要度と手持ちの財布とを天秤に掛けて、今回は見送る。


6時、西日暮里の〈カフェ・ド・パルク〉で、右文書院の青柳さんと会う。本文や注、索引の最終確認。来週アタマに下版するので、ぼくの手からは離れてくれた。9月末に取り次搬入、10月頭に書店に並ぶ模様。〈大栄〉に行き、旬公と三人でちょっとした打ち上げを。ってことで、この本の告知です。

南陀楼綾繁『路上派遊書日記』
右文書院発行
本体2200円+税
四六判・並製
約450ページ
装幀:きりん果


ある時は大量の古本を買い込み、ある時は安居酒屋にしけこみ常連客の話に聞き入る、またある時はイベントを主催し大いに盛り上がる……仕事と私事の間をあっちへふらふら、こっちへふらふらのナンダロウ的生活。ブログ「ナンダロウアヤシゲな日々」の2005年分から精選し、300項目の注釈を付す。
[巻末対談]南陀楼綾繁×畠中理恵子
[別冊栞]津野海太郎/坂口 仁/郷田貴子/山本善行堀切直人


なお、本書の刊行を記念して、10月1日(日)に、〈古本酒場コクテイル〉でイベントを行ないます。同じ日の早稲田青空古本祭と、このイベントが本書の初売りになります。ふるってご参加ください。

『路上派遊書日記』刊行記念
オヨちゃんとモクローくんの古本ジェットストリーム vol.3


出演:山崎有邦オヨヨ書林
   南陀楼綾繁(編集者・ライター)
ゲスト:塩山芳明(エロ漫画編集者、著書『出版業界最底辺日記』)


場所 古本酒場コクテイル
10月1日(日)18:00〜
チャージ 800円
なるべく予約してください(cocktailbook@hotmail.co.jp)


根津の古書店オヨヨ書林」(http://www.oyoyoshorin.com/)の店主にして、「不忍ブックストリートのニセ平井堅」の異名を取る「オヨちゃん」こと山崎有邦と、本のコトならドコでも首を突っ込む編集者・ライターの「モクローくん」こと南陀楼綾繁が、東京は高円寺・古本酒場コクテイルをキーステーションに、周囲3メートル四方の皆様に向けて、思いついたハナシを喋ります。二人の絶妙にかみ合わない会話をお楽しみください。最近の収穫本や、好きな音楽を掛けるコーナーもあり。今回のテーマは「日記本」。毒舌日記本著者の塩山芳明氏を迎え、好きな日記本・嫌いな日記本についてお話します。この日から始まる早稲田青空古本祭のあとで、気軽にお立ち寄りください。


本もイベントも、どちらもヨロシクお願いいたします。