『現代用語の基礎知識』の「ガンダム」の項を執筆

昨夜は寝苦しく、ちょっと眠っては眼が覚める。7時ぐらいに起きてしまったので、諦めて少し仕事。旬公を起こして朝飯を食べ、一緒に出かける。9時半、開館したての国会図書館へ。あらかじめ閲覧する本をメモしてあったので、すぐに請求できる。利用者カードによるオンライン閲覧申請のシステムが導入されてから、本を受け取るまでの時間がずいぶん短縮された。


人文資料室で事典類を参照しつつ、借り出した資料のデータをパソコンに書き込む。『空飛ぶ冷し中華』(住宅新報社)、佐藤健二『風景の生産・風景の解放』(講談社)、小林信彦『エルヴィスが死んだ』(晶文社)と、傍目にはまったく関係ない本が並ぶ。ヒトが見たら、なんの仕事かと思われるだろう。国会図書館は、機器使用席があるのはイイが、無線・有線問わずLANに接続できないのは困る。文献資料とネットの検索が同時にできればイイのだが。12時半に旬公と落ち合い、本館6階の食堂で、鳥の竜田揚げ定食を食べる。その後、1時間ぐらいやって退館。4時間で単行本12冊、雑誌2種を閲覧できた。しかし、コピーを申請したら以前よりも格段に基準が厳しくなっていたので、困った。


半蔵門線で神保町へ。〈Folio〉で海野弘さんとポプラ社のYさんと待ち合わせ、先日提出の企画について話し合う。うまく行きそうだ。Yさん帰り、そのあと海野さんと別の企画について話す。海野さんからも魅力的な企画の提案があり、けっきょく2時間半も話してしまう。


書肆アクセス〉で柳瀬徹さんと待ち合わせ。自由国民社で、今年の『現代用語の基礎知識』の編集をやるコトになり、ぼくに原稿依頼にきたのだ。しばらく前までは、ぼくが彼のメルマガ連載の原稿を編集していた。今度は逆の立場になったワケでおもしろい。さくら通りの〈加賀廣〉に入り、打ち合わせがてら飲む。ぼくが頼まれた項目は、「機動戦士ガンダムの基礎知識」。得意分野なので、喜んでお受けする。ええと、「アムロ=地球連邦の少年でガンダムというモビルスーツに乗る。性格は暗い」。「シャア=ジオン公国の人」「ジークジオン=ジオン公国の親玉を讃えるときの掛け声」「ガンタンクガンキャノン=地球連邦の武器」……。これぐらいかな。あとは、映画版の第二作を観てから書こう。というのは、もちろんウソで、頼まれたのは「●●」についてです。


いろいろ話したので、ウチに帰ったのは10時すぎ。堀内恭さんから、入谷コピー文庫の最新刊が届いている。今回は、桂浜吉『そ・し・て……未亡人読本 向日葵篇』。気が狂ったようなタイトルだが、ようするに著名人の未亡人が書いた本を紹介するもの。濱田研吾くんの『脇役本』のヨコに並べたい。問題。以下の未亡人の名前から、夫の名前を当てなさい。古尾谷登志江、仁科克子、飛田裕子、海老名香葉子井上和子、鳳ハマ子、柏木由紀子。答えは明日発表します。検索などせずに判った人はメールください。全問正解したらエライ!