明日からトーク4連発

午後、『センセイの書斎』増刷分の訂正を印刷所に渡す。6月末には上がってくる予定。その他、記事広告の原稿など諸々。終わってから、駿河台のバス停に急ぎ、ちょうどやってきた荒川土手前の都バスに乗る。駿河台から明大前を通り、本郷を通るルート。けっこう楽しい。


東大正門前で降りて、農学部方向に少し歩く。〈山猫軒〉というレストランの隣に、〈ヴァリエテ本六〉というギャラリーが今年5月にできた。〈古書ほうろう〉のミカコさんがオープニングに行って、とてもよかったというので、行ってみた。昭和初期に建てられた〈慶應書房〉をギャラリーに改装している。入口のガラスケースなどはそのまま残されており、いいカンジ。今日は動物の絵の展覧会だった。奥には事務室のようだが、本棚があり一部は古本として販売している。1970年代の文学書や詩集などがある。机に座って何か仕事している女性が、オーナーの高橋丁未子さん。北宋社で、印象に残る本を世に出した編集者だ。「『パンドラの箱』、古本で買って読みました」と云うと、物好きな……という顔をされる。古本販売をからめた展示も考えているというコトで、不忍ブックストリートとも連携できるかもしれない(文京区本郷6−25−14 03-3811-7466 日月休み)。


白山まで歩き、〈兆楽〉に入る。兆楽ラーメンというのを頼んだら、これが凄い量のニンニク入りで、ウチに帰ってから旬公に「どうしたの? 身体が悪い臭いがするよ」と心配されるほど強烈に残った。


『comic Mate』届く。『レモンクラブ』で打ち切られた「活字本でも読んでみっか?」が、こちらに移動。連載回数は91回と続けてもらった。100回までは続かせたいなあ。志賀浩二『古本屋残酷物語』(平安工房)を。


明日から4日間、トークの4連発だ。といっても、ぼくは立ち会うだけだけど。明日は〈ジュンク堂書店〉池袋店で内澤旬子×紀田順一郎トークセッション。満席御礼。あさって18日は〈文鳥舎〉で海野弘トーク。若干残席あり。19日は京都〈ガケ書房〉で内澤旬子トーク&サイン会。ゲストは扉野良人さん。予約不要、無料。20日は大阪〈calo bookshop&cafe〉で内澤旬子トーク。若干残席あり。どうぞよろしくお願いします。