海文堂で海野弘サイン会!

大阪・〈アトリエ箱庭〉で海野弘さんの展覧会およびトークショー(6月3日)があることはお伝えしましたが、その翌日、神戸・海文堂書店で海野さんのサイン会を開催します。トークは定員18名(早めに箱庭まで申し込みを! haconiwa@bca.bai.ne.jp)と限りがあるので、海野さんに会いたい方はサイン会においでください。

海野弘さん【サイン会】のご案内
● とき:6月4日(日)午後2時〜3時
● ところ:海文堂書店 1F・中央カウンター


〜 『海野弘 本を旅する』(ポプラ社)刊行記念! 〜
 美術、文学、建築、都市、陰謀、ホモセクシャル、ウォーキング……など、あらゆる文化的事象を、飽くなき精力で論じ続けてきた作家・海野弘
 その海野氏の「初の読書論」として、『海野弘 本を旅する』(ポプラ社、本体1800円+税)が刊行されました。「本を旅する」エッセイが収録されています。また、本書はこれまでベールに包まれていた海野氏の「素顔」が明らかになる本です。
海野さんに会いたい方、ひと目見てみたい方は、ぜひサイン会に足をお運びください。


★遠方のお客様には、サイン本の<お送り>も承ります★
〜TEL、FAX、メールでお申し付けください〜


海文堂書店
〒 650-0022  神戸市中央区元町通3-5-10
TEL(078)331-6501 FAX(078)331-1664
http://www.kaibundo.co.jp
books@kaibundo.co.jp 営業時間 10:30〜19:00(年中無休)


なお、さっき〈東京堂書店〉の前を通りがかったら、ガラス展示されているベスト10の10位に『海野弘 本を旅する』が! うれしいなあ。このまま上位に上がってほしいです。〈書肆アクセス〉でもサイン本が売り切れそうです(また追加します)。そうだ、〈往来堂書店〉にも3冊サイン本入れておいたのですが、ひょっとしたら売れてしまったかもしれないです。


今日届いたもの。『そらあるき』第3号。金沢の雑貨店、ギャラリーなど8店舗のオーナーによるミニコミ。〈あうん堂〉の本多さんや、〈benlly’s〉の田中さんも参加。もう3号なのか。金沢に関するコラム雑誌として貴重だし、オモシロくもあるのだが、それぞれの記事がバラバラなカンジがする。デザイナーの意図かもしれないが、各ページのレイアウトも統一されてないし。せっかくいいメンバーが集まっているのに、一緒にやってるという印象が薄いのは、損ではないかと思う。


一方、フリー編集者の堀内恭さんからは、「入谷コピー文庫」の最新刊として、赤穂貴志『B級邦画の密かな愉しみ』が届いた。取り上げられている映画のタイトルが魅力的で、すぐに読んでしまった。たぶんぼくより数歳下の著者は、上京して以来、〈並木座〉〈文芸坐〉〈新宿昭和館〉〈大井武蔵野館〉〈亀有名画座〉などで、邦画を観まくっている。これらの名画座にはぼくも通っていたから、何度かは同じスクリーンを見つめていたかもしれない。内容はストーリーの紹介と、注目した部分(ツッコミどころを含む)のコメントで構成されている。小松隆志監督《JOKER 疫病神》(1998)という映画で、閉館したばかりの〈文芸坐〉の館内が登場するというのは初めて知った。なお、本文に添えられている写真は宣伝用スチールとは思えない(田中邦衛のアップとかがあるから)のだが、ビデオから画面撮りしたのだろうか? それにしても、未ビデオ化作品の画像もあるのだが……。この前に出した、本田順『浅名アニキ』2部作といい、入谷コピー文庫、好調である。今月中旬には、遠藤哲夫『日本料理考 野菜炒め』もリリース予定。ああ、ナンだかぼくも入谷コピー文庫でナニか書いてみたくなった。


昨年の芸工展で、自宅アパートで本の展示を行なった遠藤勁さんからは、以下のお知らせが。「花見ではありませんが、展示即売とパネル展示が重なる5月11日〜31日が見頃です」とのこと。

ブックデザイナー・遠藤勁の展覧会

40年にわたるブックデザイン活動のなかから、荒俣宏『世界大博物図鑑』、今森光彦『昆虫記』、長倉洋海『ザビット一家、家を建てる』など、〈動植物〉と〈人間〉をテーマにした写真集・図鑑・絵本・単行本の展示即売フェアを行ないます。


会場:ジュンク堂書店池袋本店 7階・理工書フロア
展示即売フェア 5月11日(木)〜6月15日(木)
壁面パネル展示 5月1日(月) 〜5月31日(水)


5月27日(土)午後7時より トークショー
遠藤勁×飯沢耕太郎(写真評論家)
http://www.junkudo.co.jp/event2.html