『東京人』と『コーヒーもう一杯』
昨日は11時ごろまでぐっすり眠った。ごそごそ起きだして、二人で〈千尋〉へ。昨年は一箱古本市の売上で旬公がおごってくれたが、今年はぼくがおごる番。昼間からビール飲んじゃって、イイ気分。まあ、いろいろ一段落したから、たまにはいいよな。夕方からは一人で日比谷野音へ。ムーンライダーズの30周年記念コンサート。一曲ごとにゲストが出る形式で3時間近く。演奏するのも定番の名曲が多く、楽しめた。
退屈男さんに業務委託(?)した「一箱古本市リンク集2006」(http://taikutujin.exblog.jp/3550794/)に続々情報が集っています。どの記事も臨場感があっておもしろいです。たまたま今日、神保町で退屈男さんに出くわしたのですが、朝4時までかかって集めてくれたのだとか。一箱古本市について記事を書いた方は、上記までトラックバックしてください。よろしく。
5月2日発売の『東京人』6月号で、「『イベント型』古本市が本の世界を変える!?」という記事を書きました。特集は「東京ヴィンテージショップ」ですが、これは単発の記事です。登場するのは、アンダーグランドブックカフェ(中野書店、西秋書店)、ブックピックオーケストラ(内沼晋太郎さん)、古書日月堂です。ほかに、海月書林、ロバロバカフェ、恵文社、一箱古本市などにも触れています。昨年『彷書月刊』の20周年記念号で書いた「街に〈古本〉が融け出す日」を敷衍した内容になっているので、併読していただけるとうれしいです。
なお、ゲラを見たにもかかわらず、見逃しのミスがいくつかありました。
★p88 1段目・10行目 出合う→出会う(ほかはすべて「出会う」で統一)
★p90 1段目・9行目 UBCの出現は、若手の古本屋の危機意識から生まれている。
→UBCの出現は、若手の古本屋の危機意識に由来している。
★p91 3段目・15行目 今年の四月三十日に第二回を
→今年の四月二十九日に第二回を
でした。訂正します。最後のは一箱古本市の日なのですが、1回目と2回目の日がときどきゴッチャになってしまうのです。
漫画家の山川直人さんから『コーヒーもう一杯』第2巻(エンターブレイン)を贈られる。前からファンだったのだが、昨年の「げんげ忌」でお会いしてご縁ができた。イラスト・サイン入りで嬉しい。大きめの帯が掛かっているが、その色(深緑)がイイ。デザインは、セキネシンイチ制作室。『江口寿史の正直日記』(河出書房新社)もそうだったけど、このヒトのデザインは帯にワザあり、だな。なお、掲載誌の『コミックビーム』サイトに、昨年の山川さんへのインタビューが載っていた(http://www.kanshin.jp/comic-beam/?mode=keyword&id=493004)。