最後から2回目の会議

本日(18日)より、〈東京堂書店〉と〈書肆アクセス〉で、『海野弘 本を旅する』のサイン本が並んでいます。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。なお、『週刊現代』に、この本に関する海野弘さんのインタビューが掲載されます。GW明けの号らしいです。


今夜は〈古書ほうろう〉で、「一箱古本市」の会議。当日の段取りなどを確認する。29日まであと11日しかないので、スタッフ全員が集まれるのはあと1回のみになる。気になるのは天気だが、いまの段階ではまだ予報が出ていない。長期予報というのを見てみたが、「天気が数日の周期で変わるでしょう」などと毒にもクスリにもならないコトが書いてあるのみだった。今週末には29日の予報がわかるはず。


今月7日に「不忍ブックストリートMAP」ができてから、助っ人、店主、実行委員会スタッフによって各所の店に配布が進んでいる。今回は配布し終わった店を各自がMLで報告し、それを取りまとめてサイトに一覧を載せている(http://sbs.yanesen.org/map/)。今日の時点で155ヵ所に置かれている。たくさんのヒトが手伝ってくれているから、ココまで多くの店に配布できたのだ。感謝。


また、当日までに用意しなければならない、景品、のぼり、その他については、「TEAM内澤」が結成され、これまでに2回の作業を行なっている。助っ人の一人である「音の台所」さんの「一箱古本市の助っ人日記」(http://homepage3.nifty.com/oto-kitchen/diary/suketto_diary06/suketto_diary06.htm#suketto0416)では、作業の過程を報告してくれている。あと、助っ人のヒトたちが撮ってくれた写真は、公式サイト(http://sbs.yanesen.org/hako1/2006/photo.html)にもアップされつつある。去年は、地図と古本市の準備で手が回らず、サイトはつくったもののなかなか更新できなかったのだが、今回は「ITお助け人」の守本さんがいてくれるので、ホントに助かっている。


そういえば、今夜のほうろうの店内では、会議と並行して、本の並べが行なわれていた。明日(19日)からはじまる、「稲垣書店がやってきた〜日本一の映画専門古書店主・中山信如の世界」の準備である。中山さん自身がせっせと本やパネルを並べていらっしゃった。高価な資料も多いので、このためにガラスケースが2つ運び込まれていた。会議が終わってからちょっとだけ見たけど、俳優・映画監督の署名本、書簡、原稿、ブロマイド、ポスターなどなど、映画好きならたまらない品揃えになっている。いちおう、もう一度告知しておこう。

稲垣書店がやってきた」〜日本一の映画専門古書店主・中山信如の世界


期間:2006年4月19日(水)〜6月19日(月)
場所:古書ほうろう


 4月19日からの2ヵ月間、稲垣書店の棚が古書ほうろうにやってきます。映画についての本はもちろんのこと、肉筆の原稿、書簡、色紙からポスター、スチール写真、ブロマイドまで、映画専門古書店主としての中山さんのエッセンスを集めて、展示即売。また同時に、『古本屋シネブック漫歩』『古本屋おやじ』の著者としての面にもスポットを当て紹介します。 期間中、以下のイベントを行ないます(いずれも入場無料)。


【四つ手網座談会★中山信如を囲んで】
5月14日(日)18時〜
出演:トンがる古書店
稲垣書店中山信如
月の輪書林高橋徹
石神井書林内堀弘
なないろ文庫ふしぎ堂田村治芳


中山信如の映画文献と目録談義】
6月11日(日)18時〜
稲垣書店中山信如
聞き手:南陀楼綾繁