作業と配布と会議の土曜日

8時起き。『T』誌の原稿に取り掛かる。構成が決まっているので、書き出せば早いハズなのだけど、どうも最初の部分が決まらず、先に進めない。諦めて、書評の本を読む。そうこうしているウチに1時になり、焼きそばで昼飯を済ませ、旬公と〈古書ほうろう〉へ。そこで、一箱古本市の助っ人のSさん夫妻と会い、いっしょに谷根千工房へ。前でもう待っているヒトもいて、慌ててカギを開ける。部屋の電灯スイッチがどこか判らず、適当に天井からぶら下がっているのを引っ張ったら、「ブチッ」という不吉な音が。小さなマスコットが上から吊るされていたのだ。休みの工房をお借りしているのに、破壊工作しちゃいかんだろう。


助っ人が続々集まってくる。そのうち5人ほどは、谷中のアパートでの「TEAM内澤」の作業に回ってもらった。こっちでは、古本市のチラシの裁断と、地図への封入、宛名シールの貼付や宛名書きなどをやっていただく。実行委員会は、神原、笈入、加福、ぼく。みなさんが手際よく、自分の分担の仕事をこなしてくれたので、4時半には一通り終わった。オヨヨさん差し入れの〈マミーズ〉のアップルパイをいただいたあと、各自が配布する地図を分けて、解散。ありがとうございました。


そのあと、よみせ通りのコンビニまでメール便を運ぶ。店主に送る地図と資料のセットである。発送は神原さんに任せて、ぼくは〈月夜と眼鏡〉〈やなか珈琲店〉〈花歩〉に地図を持って回る。腹が減ったので、夕焼けだんだんの下にある餃子屋に入ってみる。カウンターだけの小さな店。ニラがたっぷり入った餃子をカラシ醤油で食べる。うまい。でも、餃子以外のメニューが皆無なのは、ちょっとツライところ。久しぶりに〈往来堂書店〉に寄り、書評の候補を何冊か買う。


7時に、もう一度谷根千工房へ。今度は実行委員会の会議だ。当日の動きや、事前の準備について話し合う。店主の配置が決まったので、それにあわせて専従スタッフの配置もだいたい決めるコトができて、ちょっと安心。11時過ぎに終わり、寒い中を自転車で帰ってくる。かなり疲れたなあ。


本日午前中に、第2回「一箱古本市」の店主表が公表されました(http://sbs.yanesen.org/hako1/2006/shop.html)。これを見れば、どの大家さんにどんな店主が箱を出すのが判ります。屋号やPR文を見ているだけで、気分が高まること請け合いです。サイト・ブログのある店主には、リンクしています。店主さんは、自分のメディアを使って、じゃんじゃん事前宣伝を行ない、一箱古本市の気分を盛り上げてくださいね。