西荻での新たな動き

9時半起き。寝坊だ。急いで着替えて出かける。なんとか10時に仕事場に到着。あれこれやってるウチに出かける時間だ。外苑前のデザイナーKさんの事務所で打ち合わせ。うん、かなり固まってきました。4月の予定がずれ込みそうだけど、5月前半には新刊が出せそう。もうちょっとしたら、発表します。


さて、昨日〈青猫書房〉から届いたもう一冊の本。といっても、ペラペラの小冊子で奥付もない。富士川英郎『続々・思出の記』というもので、戦中から戦後にかけての自伝だ。雑誌の抜刷だろうか? 後半はかなり駆け足になっているが。このタイトル、どこかで聞いたなと思っていたら、『讀書散策』(研文出版)に入っていた。ぼくは富士川氏のエッセイが好きで、この本もたしか持っているはずだけど、例によって(どこかの箱に入っているらしく)出てこない。


ウチに帰ると、『ぐるり』最新号が届いていた。田川律さんによる巻頭インタビューは、岡崎武志さん。ぼくの連載は、加藤千晶さんを。また、コクテイルの狩野さんが「古本酒場物語」という連載を開始した。一箱古本市の広告も載ってます。


西荻窪音羽館〉の広瀬さんから郵便。5月からはじまる「西荻ブックマーク」というイベントのチラシが同封されている。「月に一度、本と一緒にニシオギ遊覧」というコピーで、第一回は5月13日(土)に行われる。田中栞ワークショップ「本をつくる」と、穂村弘トーク&対談「夜中の本屋でとろけることなど」がある。穂村さんの対談ゲストは、ナンと広瀬さんだ。これは見に行かないと。また、2回目は6月11日(日)にあり、沼部信一「誰も知らなかったロシア絵本」を。3回目以降も決まりつつある模様。場所は、〈今野スタジオ〉というところで、新刊の〈今野書店〉のスタジオらしい。もうサイト(http://members.jcom.home.ne.jp/43zoo/nbm/nbm.htm)も立ち上がっている。地域ごとに本をめぐるイベントが増えていくのは、嬉しいし、頼もしい。不忍ブックストリートともうまく連動できればイイですね。チラシや地図の配布に協力するなど、お互いに協力できることもあると思う。


ところで、不忍ブックストリート公式サイトに一箱古本市で場所を提供してくださる「大家さん」の一覧を載せました。また、4月29日の協賛企画も募集しています。自作のブックカバーをその時期に販売します、自慢の蔵書を公開します、読み終った本を売ります、などなど、「本」と繋がりがあれば大歓迎です。名乗りを上げてくだされば、チラシ配布のご協力をしたり、公式サイトにて発表いたします。参加費、協賛金などは不要です。


このサイト、トップページに最新情報が出ないのですが、一箱古本市については http://sbs.yanesen.org/hako1/ に掲載しますので、こちらをブックマークされる方がいいかもしれません。