春眠につき、ぐんにゃり

どうも、このところ眠くて仕方ない。10時ぐらいまで眠ってしまった。出勤日ではないが仕事場に行くつもりだったのに、気合が入らずに出かけられない。図書館まで本を返しに出かけた以外は、ウチでぐんにゃりとしていた。


7時前に出かける。電車のなかで、さっき図書館で借りた若竹七海の『プレゼント』(中央公論社)を開いて、ハタと気づく。単行本だったので判らなかったが、この文庫版をすでに読んでいたのだ。一気に手持ち無沙汰になった。それで新御茶ノ水に着いてから、〈丸善〉でミステリを2冊購入。坂を下って小川町まで行き、ときどき寄る台湾料理屋で、そのうちの一冊、藤岡真『白菊』(創元推理文庫)を読みながら、ヤキソバを食べる。


あとで未読の若竹作品があと何冊か気になり、国会図書館のDBで検索してみた。すると、エッセイ集やアンソロジーを除けば、20冊ほどある長篇・短篇ともすべて読み終わっていたことが判明。わずか一ヶ月でこんなに読んでしまったのか……。まだまだ若竹作品が読みたいという熱が高まっているにもかかわらず、読む本がないとは殺生な。新作が出るのはイツになるのだろうか。


8時15分、対談の会場に到着。山の上ホテルの個室……ではなく、右文書院の編集部だ。もちろん、こっちのほうが気が楽だ。青柳さんから、新刊の唐十郎『風のほこり』と、Marinche『冬ソナ最終章』をいただく。後者は、いろんな意味で「?」マークが一杯の本。装幀は林哲夫さんだ。お相手がきて、対談開始。雑談からはじめて本題に入りつつあったところで、青柳さんが「そろそろ(録音機を)回しますか?」と訊いたので、二人でずっこける。いいこと話していたのになあ(ってほどのモノではない)。10時すぎに終わって、御茶ノ水駅前の〈中国飯店〉(だったかな)で打ち上げ。ウチに帰るなり、すぐ眠くなった。