雨に降られて
9時起き。図書館で調べ物して、夕方に事務所へ。7時前に出て、神保町。〈三省堂書店〉で資料本を数冊買い、半蔵門線で表参道へ。『T』誌の記事で、〈日月堂〉の佐藤真砂さんに取材する。日月堂さんのこれまでのイベントはだいたい見ているのだが、改めて話を聞いてみると、「そうだったのか!」と気づくことが多い。ふだんお会いしていても、世間話ではそこまで突っ込んだコトは聞けないものなあ。ハナシが白熱して終わったのは10時前。外に出たら大雨だった。編集のYさんの傘に入れてもらい、駅まで急ぐ。
千代田線で千駄木へ。さっきほどひどくないが、まだ雨が降っている。〈古書ほうろう〉に着き、奥の作業スペースで、「不忍ブックストリートMAP」の校正を見る。いくつか問題があり、それを解決するために話し合う。赤字を入れて、店を出たのは11時半。夕飯を食べるヒマがなかったので、ウチに帰って、旬公のつくったポトフを食べる。
〈青猫書房〉から注文していた本が届く。『脱毛の秋 矢牧一宏遺稿・追悼集』(社会評論社)は、天声出版(『血と薔薇』)、都市出版社(『都市』)、薔薇十字社、出帆社などの出版社に関わった編集者の本。澁澤、種村をはじめ、多くの著者が追悼文を寄せている。この書名はいったいナンだ? と思ったら、矢牧が書いた小説の題名をとったものだった。いい本だと思うけど、年譜もプロフィールも入ってないのが解せない。ネット検索したら、矢牧の年譜と関係した版元・出版物の目録が見つかった(http://www.libro-koseisha.co.jp/TOP-hukuro/yamaki.html)。皓星社のサイトの一部らしいが、リンクが切れているので、どなたの作成によるものかは判らないが、役に立ちそう。もう一冊いっしょに届いたが、あとで紹介します。
「一箱古本市」について報告。店主の募集は先月末に締め切りましたが、その後、キャンセルが出たり、空いた枠を埋めるなどの調整を行なっていました。そして昨日、やっと100箱が揃いました! 前回にも増して、多彩・多様なメンバーですよ。乞うご期待。今週中には店主のメーリングリストを立ち上げ、連絡を行ないます。また店主の方には、参加に関しての要項などの書類一式を、4月10日頃までには発送する予定です。どんな店主が出品するのか、どの大家さんの下に出るのかは、近々、ウェブ上で発表すべく、準備しています。こっちは来週中にはなんとか発表できそうです
あと、旬公のブログでも募集していますが、当日、店番をサポートしてくれる「助っ人」を募集しています。もう20人以上の方が手を挙げてくれていますが、もう少し人手があれば助かります。一日中ではなくて、オープン時間の半分(つまり、11時〜2時とか、3時〜5時とか)にその場にいてくださればOKです。お申し込み・問い合わせは、hitohako@yanesen.org までお願いします。