セドローくんへの質問募集

まず、告知というか、募集です。なぜ、ぼくが募集しているかは以下の日記を参照のこと。

2月25日(土)2時から、高円寺の〈古本酒場コクテイル〉で行なわれる、「『早稲田古本屋日録』(右文書院)刊行記念・向井透史の昼なのにディナーショー(じつは立ち飲み)」(仮題というかデタラメです、タイトル未定)なるトークは、向井さんと〈書肆アクセス畠中理恵子さん・浅生ハルミンさんとの対談形式で行なわれます。そこでは、あらかじめ募集した向井さんへの質問をネタに話を進める予定です。そこで、(ナゼか)ぼくのブログで、向井さんへの質問を募集するコトになりました。


というワケで、古書現世向井透史セドローくん)への質問を、南陀楼までメールでお寄せください。古本および古本屋についての質問、向井さん自身について(「セドローくんは右翼なんですか?」とか)訊きたいこと、右文書院についての疑問(「あんな本ばかり出しててどうしてツブレないのか?」とか)などなど、どんな内容でも結構です。ただし、質問は簡潔にしてくださいね。メールをお送りくださるときに、質問者のお名前を出してイイか(本名を出さずにハンドルネームでもOK)をお書き添えください。謝礼はありません……が、大ウケする質問を考えた方には、できたばかりの『早稲田古本屋日録』を差し上げます。締め切りは2月20日(月)夜中までです。どうぞよろしくお願いします。


で、日記に戻る。朝9時起き。谷根千工房に行き、Kさんとフリー編集者のYさんと、ある企画の打ち合わせ。これから数ヶ月、この3人で作業していくことになる。タイヘンだけど、楽しそう。仕事場に行き、4月予定の本の準備。


6時に山の上ホテルへ。堀切直人さんの『浅草』四部作完結を祝う会。かしこまった場が苦手なので、ホテルでの出版記念パーティーなどは受付のあたりでもう帰りたくなるのだが、今日はセドロー牛イチローや、鈴木地蔵さんと中村愿さんもいるし、海野弘さんもあとからいらっしゃったので、比較的、緊張せずにすんだ。堀切さんは、自分には山の上ホテルでのパーティーなんか似合わないとしきりに気にしつつ、嬉しそうだった(最後の主賓挨拶でも、本の内容よりも会場と会費のコトにこだわっていて、おもしろかった)。固くなりそうな場を、唐組と新宿梁山泊のメンバー総出で盛り上げてくれていて、堀切さんへの愛情が伝わってきた。いい会でした。


終わってから、ロビーで海野さんと少し打ち合わせ。そのあと、セドロー牛イチロー、地蔵さん、中村さん、アクセス・畠中さん、未来社・小柳さんと、神保町で飲む。小柳さんと畠中さんが「あるバンドのコピーバンドをやりたい」と云うので、思わず、パーカッションかドラムならできるよ、と云ってしまう。できるっつっても、中高のブラバンで少々と大学のとき数ヶ月、スカバンドをやってただけで、本質的にはリズム音痴でドヘタなんですが……。だけど、「ベースは誰やるの?」と訊いたら、小柳さんが「私です。やってことないけど」と答え、畠中さんが「大丈夫、小柳さんならできるよ!」と根拠なき太鼓判を押し、その畠中さんは楽器ができないというのだから、もうワケワカランというか、結成する前から解散状態なのだった。たとえメンバーが揃ったにしても、超絶技巧で知られる某バンドのコピーなんて恐れ多いのだが、ヘタでもいいから、貸スタジオに集まって「せーの」でデカイ音を鳴らすときの快感は、一度でも味わうと堪えられない。


さらに、セドロー、畠中、小柳と〈和民〉そこで、25日の〈古本酒場コクテイル〉でのセドローくんのトークをどうするかで、あれこれ云いあう。小柳さんと畠中さんが、お互いに押し付けあった結果、畠中さんがゲストに決定。そして、事前にセドローくんへの質問をもらい、それに答えるかたちにするコトになった(企画の発案者なので、ぼくのブログで募集することに)。かなりオモシロイものになるんじゃないかな。終電前に小柳さんが帰ったが、さらに腰を落ち着けて飲む。畠中さんは途中から例によってトイレに籠り切りになり、女性店員に2度も声を掛けてもらって外に出させる。もう帰ろうと会計したときに、もう一度トイレに駆け込み、さらに20分……。さすが豪傑だ。そんなこんなで、同じ方向へ帰るセドローくんと畠中さんと別れ、タクシーに乗ってウチに帰ったのは3時すぎ。朝が早いので、即眠る。