消えてしまったので、メモ書きです

一時間以上かけて、久しぶりに長い日記を書いたのだが、途中でエラーが起こり、保存されないままに全部消えてしまった。いつもだったら、自動バックアップ機能で修復されるのだが、今日はそれもできず。さすがに書き直す気力が起きないので、寝ます。

しかたないので、昨夜書いたことの項目だけあげておきます。
★午前中、『酒とつまみ』の原稿を書く。
★『彷書月刊』届く。特集はリトルマガジン。〈りぶる・りべろ〉の川口秀彦さんが、先日閉店した四谷文鳥堂書店の思い出を書いているのが、おもしろい。PR紙として「本の新聞」を挙げているが、ぼくの手元には1980年の『かると』創刊号がある。両者の関係はいかに? また、アルバイトに牧神社の編集者でのちに北宋社を興す渡辺誠がいたという。この二社の関係にも興味を持っている。……てなことを延々と5000字ぐらい書いたんだけど。
★『彷書月刊』編集後記で、町田〈高原書店〉の高原坦社長(後記には「高原担」とあるが、コッチが正しいのでは?)の訃報が。2000年冬に取材に行き、お話を伺った。福々しい写真に、南陀楼と同じくカワウソっぽいカンジを受けたと旬公のコメントあり。高原出身の古書店・出版関係者は多く、高原氏の精神みたいなものは彼らに受け継がれていくのかもしれない。合掌。
★午後、経堂へ。〈大河堂書店〉で『ノーサイド』のベストセラー特集、大竹新助『写真・文学散歩 本の中にある風景』(現代教養文庫)を買う。後者には、漱石三四郎』の舞台として団子坂が出てくるが、1957年の写真といまの風景との違いに愕然とする。
★〈ロバロバカフェ〉で、〈a2g+(books)〉のツジモトさんの取材。ロバロバでは1月7日(土)から、〈a2g+(books)〉を含め8店が参加する古本市が行なわれる。それにあわせて販売される小冊子に、ぼくも文章を書いている。その刷り出しを見せてもらったが、なかなかイイ出来だった。
★日比谷から銀座まで歩き、松坂屋古書市へ。初日と二日目の集計とスリップをもらう。二日目の売上は、2万4140円。まあまあか。売れたもののタイトルは会期終了にまとめて公表します。クリスマスイブの夕方とあって、会場はかなりヒトが多かった。初日の説明のときに「R指定のものは出せません」といわれていたのが、コロッと忘れて、昨日、にっかつロマンポルノ《暴行切り裂きジャック》のビデオを出してしまった。今日見たらちゃんと下のストックに移動させられていた。さすがのチェックだ。
★有楽町ガード下の焼き鳥屋でチューハイを飲んでから、プランタンでクリスマスケーキを買う。その前に西武デパートで、四谷書房さんにバッタリ会った。夜はテレビで《ローマの休日》なぞ観てしまう。吹き替えでみると、ずいぶんバカっぽい映画に感じられる。
楽天フリマで買った、荒居直人『ゴーゴー福生 アメリカのフェンスのある東京の街から』(クレイン)が届く。2002年に出たのだが、すぐ品切れになり、ネットでも図書館でも見つからなかった。ネットで全文を公開しているが、仕事のネタにしたいので本として持っておきたかった。3000円は高いけど、しかたない。