ヤケクソでDJやります

まずは告知。12月11日(日)に、ヘンなことをやります。

「立ち飲みと、古本の夕焼け市」
高円寺の「古本酒場コクテイル」で12月9日夜から12月11日まで立ち飲みと古本と音楽にまつわるイベントがあります。そのひとつとして、以下のトークを行ないます。


★オヨちゃんとモクローくんの「古本ジェットストリーム
12月11日(日) 午後2時〜4時
出演:山崎有邦オヨヨ書林
   南陀楼綾繁(編集者・ライター)
入場無料


根津の古書店オヨヨ書林」(http://www.oyoyoshorin.com/)の店主にして、「不忍ブックストリートのニセ平井堅」の異名を取る「オヨちゃん」こと山崎有邦と、本のコトならドコでも首を突っ込む編集者・ライターの「モクローくん」こと南陀楼綾繁が、東京は高円寺・古本酒場コクテイルをキーステーションに、周囲3メートル四方の皆様に向けて、思いついたハナシを喋ります。二人の絶妙にかみ合わない会話をお楽しみください。最近の収穫本や、好きな音楽を掛けるコーナーもあり。


なお、この番組では、視聴者の参加も歓迎します。当日、高円寺の古書会館で開催中の古書展に寄り、なんでもイイので古本を一冊買ってくるか、もしくは、最近の収穫本をお持ちください。それを話のネタにさせてもらいます。


この日は6時から、中川五郎さんほかのライブがあります。また、9日、10日にもイベントがありますので、チェックしてみてください。共催者のミニコミ『ぐるり』のブログ(http://blog.livedoor.jp/gururi_vp/)に告知が載っています。
ご予約・お問い合わせは、vpress@zas.att.ne.jpまで。

じつを云えば、春の「一箱古本市」打ち上げの司会、大阪の〈calo〉および東京の〈NOMAD〉でのトークショーなど、今年は人前で喋る機会が多かったのだが、自分としてはハナシのヘタさを痛感し、「もうしばらくはやりたくない」と思っていたのだった。だから、『ぐるり』の五十嵐さんからこのハナシをもらったときも、正直、逃げたい気持ちが強かった。しかし、先日、狩野さん、五十嵐さん、そして9日に出演する荻原魚雷さんと会って相談したときに、「オヨヨくんと話すのはどうですか?」と云われたとき、「ちょっと面白いのかも……」と思ってしまったのだった。もちろん、ぼく自身がオモシロイと思ったとしても、お客さんもオモシロイと思ってくれるかどうかは判らない。幸いなことに、〈コクテイル〉は酒場だし、この日は昼からカウンターを使って古本市が行なわれる。ってコトは、ダラダラやってもいいんだなと思って、こんなタイトルにしたのだった。たくさんの皆さんに来てくださいとは云えないのですが、ちょっと、この日ヒマだから、というヒトは覗いてみてください。入場料ナシだしね。


今日はもうひとつ告知を。クローバーブックス(http://www.cloverbooks.com/)の平林享子さんからの『アートの仕事』出版記念イヴェントのお知らせです。

★『太陽レクチャー・ブック004 アートの仕事』(平凡社)刊行記念
会田誠×八谷和彦×小谷元彦 トークセッション


「太陽レクチャー・ブック・シリーズ」(平凡社)の最新刊004『アートの仕事』が2005年11月10日に発売になりました。本書は、アーティスト、写真家、デザイナー、ギャラリストによるレクチャーおよびインタヴュー集です。池袋コミュニティ・カレッジで2004年4〜8月に行われた「講座太陽 アートの仕事」でのレクチャーに、追加インタヴューを加えて構成したものです。
発売を記念して、著者のうち、お三方にお越しいただき、トークイヴェントを行います。もしご興味ございましたら、ぜひぜひお越しくださいませ!


2005年12月10日(土)18:00〜20:00
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:100名様
入場料:¥1,000(税込)
お問い合わせ 03−5485−5511
http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20051210_1


『太陽レクチャー・ブック004 アートの仕事』
著者:会田誠 池松江美辛酸なめ子) 小谷元彦 グルーヴィジョンズ 
     小林孝亘 都築響一 八谷和彦 MOTOKO
ブック・デザイン:groovisions
2005年11月10日発行  
232ページ(巻頭口絵カラー16ページ)
定価:1890円(本体1800円+税)
発行:平凡社


で、今日の日記。8時半起き。出勤日。カバーの色校を戻すために、いろいろとチェック。また、来年の企画のために調べもの。夜は、早めに晩飯(オムレツ)を食べ、〈古書ほうろう〉へ。最近動きのなかった「古書モクロー」棚に、旬公のとっておきのアイテムを導入。売れたらおもしろい。均一で3冊買う。ナカでも、濱川博『荒魂の人びと 記者の手帖』(永田書房)210円は、朝日新聞学芸部の記者だったヒトの人物回想録。雨田光平、金子光晴上林暁美土路昌一といった興味深い名前が並ぶ。少線引きアリだが、なかなかの収穫。