コクテイルで古本市やります

まずはコクテイルでの古本市への参加の募集です。

昨日お知らせしたコクテイルでの「立ち飲みと、古本の夕焼け市」では、12月10日(土)、11日(日)の2日間、「立ち飲みと古本即売会」を行います。時間は12:00〜18:00です。以下の参加要項をお読みの上、コクテイル書房・狩野俊までお申し込みください(cocktailbook@hotmail.co.jp)。
今年の「一箱古本市」で売る楽しさを知った方、オンライン古書店を運営しているがタマにはお客さんとじかに接してみたいという方は、ぜひご参加ください。あと一週間しか時間がない(告知が遅れてすいません)ため、パーッといきおいでご応募ください!


1・最低持ち込み冊数は30冊。上限は応相談ですが100冊程度。
2・酒場のカウンターの上なので汚れる可能性あり。
3・自分の店と値段を表示した栞状の値札を作成して挟み込むこと。紛れるのを心配な方は本の後ろに軽くのりで貼ること。
4・本の搬入時間は当日の九時から11時、決められた場所に自分で並べて下さい。
5・本の搬出は11日の18時〜19時。もしくは12日の昼12時〜17時まで。
6・本に付き物の万引き等の不祥事がある可能性あり。心配な人は自分の本の前に居て下さい。ただし飲み屋なので飲み続けること。
7・参加費は無料。ただし、飲んでいってくれたら、嬉しいです。
8・売上金の精算は搬出時です。


で、日記。8時半起き。9時過ぎに出て、阿佐ヶ谷へ。〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉のモーニングショー。蔵原惟繕監督《硝子のジョニー 野獣のように見えて》(1962)。この映画での芦川いづみはスゴイと聞いていたので、ぜひ観ておきたかった。モノクロの画面を食い入るように観た。ウワサに違わぬ傑作。信じていた者に裏切られ、衰弱していく芦川の姿に涙。宍戸錠が意外に情けなく、女衒のアイ・ジョージが儲け役だった。昼飯を近くの定食屋で済ませ、またラピュタに戻って、井上梅次監督《死の十字路》(1956)を観る。縁もゆかりもない二人の死が交錯する冒頭30分がもっともオモシロく、あとはダラダラになる。ココにも芦川いづみがチョイ役で出演。


ウチに帰り、ちょっとごろ寝してから、自転車で谷中コミュニティセンターへ。「戦後六十年めのメッセージ 女たちと戦争」という講座の第三回目、森まゆみさんの「六十年目にやっと聞けた わが町の空襲」という講演を聞く。『谷根千』で空襲特集を実現するまでに長い道のりがあったこと、「谷根千は戦争で焼けなかった町」とよく云われるが、けっしてそうではないことなど。後者は、ぼくもヒトを案内するときに、つい云ってしまうセリフだが、焼けなかった部分が多いのはたしかとはいえ、爆撃で100人以上亡くなっているし、その爪あとも残っているという事実を忘れるわけにはいけない。話が終わった後で、出席者の70代の人たち数人が体験を生々しく語り、一同聞き入る。そのあと、森さん、山崎範子さんと〈千尋〉に行き、酒を飲みながら、ある企画について話す。うまく進むといいなあ。


本日から、アマゾンのアソシエイト・プログラムに参加しました。まだよくしくみが判ってないのですが、「コレはぜひ買ってほしい!」と思うものだけに、ときどきリンクを貼りますので、よろしく。