神保町で出会ったヒトたち

朝9時起き。出勤日。午前中はブックカフェ本の連絡や、企画のまとめなど。書類をまとめているウチに出る時間になり、すきっ腹を抱えて神保町へ。昨日に続けて、〈Folio〉へ。P社のYさんが先に来ている。そのうち、海野弘さんが来る。新刊の『陰謀と幻想の大アジア』(平凡社)をいただく。装幀は間村俊一さん。筑摩書房などでの間村さんの装幀とは違うが、コレはコレでかっこいい。P社で出す単行本の打ち合わせ。現時点での目次案を見せる。来年3月刊行に向けて、遅れた分を取り戻さねば。Yさんが帰ったあと、G社での企画の相談。打てば響くように答えを返してくれるヒトなので、さっそくいくつか具体的なアイデアが出た。それやこれやで3時間近く。


店を出ようとしたら、坪内祐三さんに声をかけられる。お目にかかるのは久しぶり。「今度ゆっくり話しましょう」と云ってもらい、なんだか嬉しかった。そのあと、〈三省堂書店〉で資料を探していたら、右文書院の青柳さんから電話。「いま、〈ぶらじる〉で堀切さんといるんですが、来ませんか」と。店に行き、青柳さんから、『ぼくの早稲田時代』の三校を受け取る。堀切さんには、今月中に刊行の『浅草』第4部の目次を見せてもらう。戦後芸人列伝の章には、いまから大期待。


3人揃ったからと、〈書肆アクセス〉に行き、今度の「東京者」フェアで使う写真を撮影される。そのあと、水道橋方向のそば屋(堀切さんのお気に入り)に行き、鈴木地蔵さんと合流。飲んでいると、今度は旬公から電話で神保町にいると。先に失礼して、〈クライン・ブルー〉の前で旬公と会い、南欧料理〈Ole Ole(オーレ・オーレ)〉へ。5月の「東京スムース友の会」の会場に使った店。店長が「お客さん、前にもいらっしゃいましたか?」と訊くので、そのコトを云うと、「ああやっぱり、お顔に特徴があるので……」と云われる。遠慮せずに、「丸い顔」だって云えよ。


今日は神保町でやたらとヒトに会い、賑やかな一日だった。こんなグーゼンはめったにない。それもあって疲れたので、仕事は朝早く起きてやるコトにして、早めに寝た。