買った本あれこれ

関西旅行中に買った本を、以下に挙げておく。冊数は多いけど、単価は安い。以前に比べると、やはり高い本に手が出しにくくなっている。


◎いとへん(新刊)
浜七重『天の継糸』(SKKY)1800円
浜本隆司『シェイプス』(SKKY)525円
『SOME TENDERNESS』(BOOKLUCK publishing room)1260円
『日々』第1号、600円


◎古本喫茶 伽羅
内田百間『友達』(開発社、昭和17)1000円


◎西宮市大谷記念美術館
『生誕100年 今竹七郎大百科展』図録、1500円


口笛文庫
中野日出男『銀ぶら読本3 銀座随筆』(銀座案内社)400円
『婦人の就職案内』(『婦人倶楽部』昭和28年11月号付録)600円←表紙・目次は亀倉雄策
色川武大『唄えば天国ジャズソング 命から二番目に大事な歌』(ミュージック・マガジン)1000円
海野弘『パリの手帖』(マガジンハウス)1200円


◎宇仁菅書店
古木鐡太郎『大正の作家』(桜楓社)1500円


海文堂書店(新刊)
植村達男『ある情報探索人の手記』(創英社)1800円


知恩寺・古本市
中谷孝雄『無名庵日記』(朝日書林)1000円
草野心平『凹凸の道 対話による自伝』(文化出版局)3冊500円
中島河太郎紀田順一郎編『現代怪奇小説集1』(立風書房)3冊500円
ジャン・グルニエ『孤島 改訳新版』(筑摩書房)3冊500円
田中小実昌香具師の旅』(泰流社)3冊500円
百目鬼恭三郎『現代の作家一〇一人』(新潮社)3冊500円
『W-Notion NO.2』(UPU)3冊500円
『現代風俗学研究』第5号(特集「風俗学の巨匠たち」)3冊500円
『果物(あれ)の一ばんおいしい食べ方』(『人魚』昭和27年10月号付録)3冊500円
菊村到『山を見るな』(集英社)3冊500円←装幀・勝呂忠
野田宇太郎『新東京文学散歩』(角川文庫)3冊200円
小島政二郎『眼中の人』(角川文庫)3冊200円
獅子文六『青春怪談』(新潮文庫)3冊200円


思文閣
平山三郎『実歴阿房列車先生』(朝日新聞社)800円
城夏子『水上の音楽』(講談社)200円
丸谷才一伊東光晴編『新著百選』(朝日新聞社)50円
伊藤整『小説の方法』(新潮文庫)50円


◎京都パラダイス(林哲夫展)
『SHAPES OF BOOKS TETSUO HAYASHI』500円×2冊


◎阪急百貨店(古本ソムリエ・山本善行ノ世界)
巌谷國士『映画の一季節』(青土社)1200円


◎ミハス・ピトゥー
ヨゼフ・ラダの塗り絵冊子、294円


◎calo・石川さんにもらったチェコの本
『kniha pritel cloveka』←本をネタにしたマンガ集(?)


◎酒仙堂
ヤングエース』1968年7月号、800円←タイガー立石が「ストンコ・チンコ商会」という32ページにわたるパロディ記事を書いている。
プレイガイド・ジャーナル編著『神戸青春街図』(有文社)350円←初版を所持していたが、これは改訂3版。どう変わったか、見ておきたい。


◎ならまち文庫
藤本義一『大いなる笑魂』(文春文庫)100円


◎古書喫茶 ちちろ
ユーカリ編集部『追想福田正夫 詩と生涯』(冬至書房新社)900円
子母澤寛『愛猿記』(文藝春秋)500円←旬公へのお土産。口絵の写真がお気に入り。


はい、以上。で、今朝は9時起き。出勤日。これまでに集まったブックカフェ情報をもとに、リストへの掲載許可の依頼状を出す。午後は、野口英司さんに来ていただき、社内のパソコンのネットワークの整備。野口さんから、新刊の『インターネット図書館 青空文庫』(はる書房 http://www.harushobo.jp/)1500円、をいただく。野口さんが編者になり、青空文庫のこれまでの歴史や、かかわってきた人たちへのインタビューをまとめたもの。付録のDVDには、著作権切れの4843作品を収録している。以前、HONCO ONDEMANDで『青空文庫へようこそ』という本を編集したコトがあるが、あれから5年経った時点での問題が整理されている。


7時半に出て、西日暮里へ。〈サミット〉で買い物して帰る。晩飯は、鶏肉とゴボウ、コンニャク、かまぼこの煮物。テレビで大林宣彦監督の《理由》を見るが、テレビ放映用特別バージョンだとかいう、正気とは思えないような浮ついた構成にうんざりして、テレビをつけたままゲラのチェックをする。もう12時半だ。一日が短くて困る。