トークショー、無事終了しました

朝8時半起き。昨日お借りしたプロジェクターのマニュアルを読む。パソコンにつなぐためのケーブルを買う必要があるので、有楽町へ。〈ビックカメラ〉へ開店と同時に入る。ケーブルはスグ見つかったが、VAIOにつなぐためにはアダプタがいるというので、別のフロアへ。そこでもたらいまわしにされ、ようやく目的のアダプタを買う。VAIO純正ということで、エラク高かったが、もう時間がないのでしかたない。ウチに帰り、さてプロジェクターのテストだと、コンセントにつなごうとしたら、プロジェクターのACケーブルの先がアース付きの3ピンだというコトが判る。これじゃ差さらないじゃないかと、慌てて自転車で近くの電気屋を回るが、無情にも「置いてないですね」の一言。ラチがあかんと、千駄木に自転車を置いて、地下鉄に乗って湯島へ。上野まで歩いて、〈ヨドバシカメラ〉でアダプタを買い、また湯島まで歩いて戻ってくる。そのあと、千駄木駅から団子坂に向かって歩く。昨日の雨が恋しいぐらいに、カンカン照りで、その場に座り込みたくなった。


ようやく、あるお寺に到着。ココで〈古書ほうろう〉の宮地さんと待ち合わせ、マイク・アンプをお借りする。それをタクシーに載せて、〈NOMAD〉へ。簡単な打ち合わせをする。千駄木に自転車を置いてあるので、そこまで歩き、またグロッキーになる。ウチの近くのおにぎり屋でおにぎりを買って帰り、それを食べてから、プロジェクターの接続テスト。なんとかイケそうだ。使用する画像を整理したり、今日のゲストの渡邊さんから預かったDVDを再生してみたり。そのあと、ハナシの要点をプリントし、バッグ三つ分の荷物をつくって、準備完了。


タクシーに乗って、4時半に〈NOMAD〉へ。まだお客さんがいるので、奥の部屋でしばらく待機。5時になると一度閉店して、トークショーの準備。旬公がやってきて、奥の鏡に布シートを貼り付けてくれ、プロジェクターを設置する。マイクもテストする。渡邊裕之さんが来てくれ、簡単な打ち合わせをする。6時10分前には開場し、ぼちぼちお客さんが入ってくる。枝川公一さん、燐票家の加藤豊さん、切手コレクターのバルタン太田さんなど、知り合いの顔も見える。会費1000円にして、ワンドリンクをカウンターで注文してから席に着く、というシステムだが、飲み物を出すのが間に合わず、全員が着席するまでに時間がかかった。あとで聞くと、お客さんは36人だった。男女比は圧倒的に女性が多かった(8割は女性だったのでは?)。


6時半に開始。今回のタイトルは、渡邊さん命名の「マッチラベルvs小屋、もしくはチェコというマニアが幸福になる国について」。お互いが体験したチェコのディープな世界(ぼくはマッチラベルで、渡邊さんはチェコの別荘「HATA」の文化)について、交互に語り合うという展開。去年日本に来たチェコの「トラバンド」のライブ映像も流す。渡邊さんが上手なトスをくれたのにぼくが受けきれず、あんまり対話っぽくならなかったけど、でも、お客さんは珍獣を見るような目でぼくたちを見つつ、チェコのオモシロさを感じてくれてはいたようだった。


8時前に終了。このあと、カフェとしての営業があるので、一度お客さんに出てもらう必要がある。そのわずかな時間に、本を買ってくれたヒトにサインをしたり、名刺を交換したり、片づけをしたりで、すっかりパニック状態。沼田元氣さんが声をかけてくださる。いらっしゃるとは知らなかった。その他、多くのチェコ好きのヒトと会うことができた。ちゃんと話せなかった方には、申し訳ない。


少人数で打ち上げに行こうと思っていたが、声をかけるヒマもなく、渡邊さんとぼく、旬公と高田さん(ぼくの大学の後輩)だけになる。ぼくと渡邊さんはタクシーで、アンプを返却に行き、千駄木で旬公たちと合流。〈Ryu〉でお疲れさまの乾杯。ロシア風ハンバーグというのを食べる。お腹一杯。11時ぐらいまで話し、渡邊さんと谷中銀座まで歩いて、別れる。


ああ、ともかくコレで、大阪と東京でのトークショーが無事終了しました。初めてのイベントにもかかわらず、テキパキとコトを運んでくださった〈NOMAD〉の皆様、プロジェクターを貸してくださった〈よるのひるね〉の門田さん、アンプをお貸しくださった某寺さまと仲介してくれたほうろうの宮地さん、後片付けを手伝ってくれた高田さん、そして、ゲストの渡邊さん。みなさん、本当にありがとうございました! 展覧会は19日(月・祝)まで続くので、まだの方はぜひ。トークにいらしたかたもよろしければもう一度足を運んでください。そのとき南陀楼がいれば、ゆっくりお話できます。