よみがえる学生時代

朝8時半起き。9月12日(月)のNOMADでのトークショーのチラシをつくる。イラストレーターに適当に文字を配置し、マッチラベルのコピーを貼り付けたもの。1時間かからずにできた。コンビニでチラシ版(モノクロ)と店貼り版(カラー)をコピーする。ちなみに、テキストはこんなカンジ(レイアウトにあわせてココからちょっと直しましたが)。

チェコマッチラベル展」開催記念トークショー
マッチラベルvs小屋、もしくはチェコというマニアが幸福になる国について
南陀楼綾繁(『チェコマッチラベル』編著者)×渡邉裕之(ライター)


チェコマッチラベル』(ピエ・ブックス)刊行を記念して、1950〜60年代のチェコスロヴァキアマッチラベルを展示する「チェコマッチラベル展」が、9月8日(木)より開催されます。
これにあわせて、チェコのアートに詳しいライターの渡邉裕之さんとトークショーを行ないます。マッチラベルと、HATAと呼ばれる小屋。一見まったく違う世界のモノですが、チェコ人のマニア気質というフィルターを通してみると、意外な共通性が浮かび上がってきます。不思議なハナシが続出すること保証つきの一夜、根津〈NOMAD〉に足を運んでみてはいかが。


9月12日(月)18:00〜
会費1000円(1ドリンク付き)
要予約(NOMADまで電話あるいがファクス、南陀楼までメールで)


チェコマッチラベル展」東京篇
9月8日(木)〜19日(月・祝)
カフェNOMAD
〒113-0031 文京区根津2-19-5
14:00〜24:00 水曜・第3火曜休み
TEL 03-3822-2341 FAX 03-3822-2342

南陀楼綾繁のブログ「ナンダロウアヤシゲな日々」
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/
メールアドレス kawasusu@nifty.com


できあがってから、NOMADに電話したら、「ここ数日で予約が増えて、11人になりました」と云われる。ぼくのほうへの予約が6人だから、もう17人。上限が30人なので、チラシを配って予約が増えすぎるとかえって困るなァといらぬ心配を。


秋に出る『おに吉』の原稿を書く。編集長の岡崎武志さんからは、「チェコマッチラベルについて」と云われたが、中央線のミニコミなのでやはりその方面の話題を、と日記を読み直して、1990年に自転車を買い、荻窪や吉祥寺によく行ったことを書く。この時期(23歳)の日記は、恥ずかしいところも多いが、いまの日記とホトンド文体が変わってないのが自分ではオモシロイ。このブログでときどき紹介していこうか、と思う。


午後は、編集の仕事でいろいろ。今年右文書院から出る単行本のために、超有名作家が帯文を書いてくださるコトになった。単行本の著者とその作家(奥様も)が早稲田大学時代の親友であるタメだ。緊張しながら電話して、奥様と話すが、その本が出るコトをとても喜んでくださった。「あなたも早稲田に関係しているの?」と云われ、「はあ、1980年代に第一文学部にいましたが」と答えると、「まあ、ずいぶん後輩なのねえ」とおっしゃった。さっき1990年の日記を読み返していたところなので、不思議な気分。


『記録』(アストラ)が届く。塩山芳明「奇書発掘」、今回は『多重映画脚本家桂千穂』(ワイズ出版)を。ぼくが来月出る『レモンクラブ』で取り上げたのと同じ本だ。塩山氏はこの辺りの映画をかなり観ているので、やっぱりハナシに説得力がある。


5時前に自転車で出かけ、〈往来堂書店〉で、種村季弘『雨の日はソファで散歩』(筑摩書房)と東野圭吾容疑者Xの献身』(文藝春秋)を買う。レジでチラシを預ける。そのあと〈NOMAD〉で復刻マッチとチラシを渡す。搬入のことなど、少し相談。〈オヨヨ書林〉と〈古書ほうろう〉でも、チラシを渡す。ほうろうは明日(31日)まで棚卸しで閉店。帰りに田端の生協で買い物していたら、旬公にばったり会い、一緒に帰る。夜は鮭チャーハン。そのあと、数日分の日記を書いたり、本を読んだり。