ママおうちが揺れているの

タイトルは、淡島千景主演《ママおうちが燃えているの》(1961)をもじったもの。昔、たしか〈大井武蔵野館〉のレイトショーで観たのだが、コメディかと思っていたら、ホントに母子家庭の家が火事で燃えるハナシだったので驚いた記憶がある。


さて、隣の工事は、だいたい朝8時からはじまる。最近早起きになったとはいえ、これはまだ寝ている時間だ。そして10時前には休憩し、12時には昼飯、5時には撤収する。それ以外の時間は、起重機がうごき、怒鳴り声が聞こえ、ときにはウチのマンションも震動する。こんなナカでは、仕事が進むわけはない(言い訳)。昨日から読んでいる、村上龍『半島を出よ』上・下(幻冬舎)を最後まで読む。まあまあか。この本の装幀は鈴木成一だが、カバーにも本の扉にも、ぼくの大嫌いな爬虫類のカラフルな写真が使われていて、じつに困る。カバーは外し、扉はクリップで綴じて読みました。


金沢の荒木幸葉さんから手紙。〈リブロ〉での「本とコンピュータ」フェアの写真を送ってくれる。『印刷に恋して』のイラストや、雑誌のロゴを使って、いいディスプレイをしてくれている。ありがたい。……とか云ってるウチに、たちまち夜になった。明日はなんとか。