ミニ自転車で浅草まで

朝10時に起きて、フロに入ったり、洗濯をしたり。なんとなく日記本が読みたくなったので、棚の日記本コーナーから大槻ケンヂオーケンののほほん日記』(ぴあ)を取り出す。きっとオモシロイだろうと思いながら、読まずに放置しておいたが、図書館で借りた、中島らも鮫肌文殊トーク集『イッツ・オンリー・ア・トークショー』(メディアファクトリー。冒頭のガンジー石原さんが最高!)での喋りがヨカッタので読みたくなった。いやあ、ステキにうじうじしてますなあ。こういう日記本は、この先どうなるのかが気になって、なかなか途中でヤメられない。けっきょく出たのは12時。


昨日よみせ通り自転車屋でライトとカゴをつけてもらい、グレードアップした折りたたみ自転車で出かける。車輪が小さいので遠くまで行くのはツライが、ゆっくり走っているウチに、浅草の台東区立中央図書館に到着。2階のパソコンが使えるビジネスルームに入り、そこで遅れに遅れた書評を書こうとする。その前に、『ひそひそくすくす大爆笑 It’s Only a Talkshow2』を読みはじめたら止まらず、最後まで読んでしまった。いま、こういう「語り」に飢えているのかも。このビジネスルーム、郷土資料室のカウンターの真横にあるのだが、入口のガラス戸が開け放してあるので、そこでのハナシが丸聞こえである。自分が持ってきたノートのコピーを取ろうとしたオヤジ(そりゃダメだろう)が、怒って「館長を呼べ」と云うのを別室に連れて行くという事件も、最初から最後まで耳で追っていた。3時ごろからようやく書きはじめ、4時半にはなんとか終った。そのあと、ちょっと本を読んで、図書館を出る。


また自転車に乗って、もと来た道をゆっくり帰る。天気はイイけど、けっこう風がきつい。半袖はまだ早かったか。〈中ざと〉が開いていたので、ちょっと寄って、『中島らもの誰に言うでもない、さようなら It’s only a talkshow』を読みながら、チューハイを飲む。この店のカウンターはすぐ常連で埋まる。その会話に参加することなく、聞くともナシに聞いているのはなかなかイイ。ウチに帰り、あとはいろいろ。連休気分にはあまりなれないなあ。