仕事を求めてます

今日は一日アレコレ考えて過ごす。これまでココではあまり触れてこなかったが、大日本印刷発行の雑誌『季刊・本とコンピュータ』は6月10日発行の第二期・第16号をもって終刊する。その後、「本とコンピュータ」プロジェクトを続けることは(いまのところ)ない。ぼくも含めて編集室の編集スタッフは全員、このプロジェクトのために契約で働いている。机は与えられ、基本的に毎日仕事場に行くが、フリーランスだから他の仕事をするのは構わない。ギャラは年俸制(それを月割りで振り込んでもらっていた)で社会保険もそこに含まれる。ぼくは1997年の創刊時からのスタッフだから、丸8年間、ココからギャラをもらっていた。これはとても大きなコトだった。なにしろ、毎月の生活がおおよそ保障されているのだから。だから、それ以外の時間をつかって、南陀楼綾繁としての活動を続けるコトができたのだ。しかし、今後はそうは行かない。定期的な収入がなくなり、あちこちの雑誌に原稿を書いたり、単行本を編集したりすることで、毎月の生活を回していかねばならない。ライターとしての書きおろしや、編集者としての仕事はいくつか決まっている(動いている)のだが、とてもそれだけで生活できないことは目に見えている。


そこで、この場を使って、お願いをします。編集者・河上進あるいは、ライター・南陀楼綾繁に仕事をください。ジャンルは問いません(ただ、スポーツものだけはどーにも使い物にならないと思いますが……)。編集は単行本でも雑誌でもあるいはムックでも、一通りはこなせると思います。他の仕事との調整ですが、週に1、2回出勤するカタチでもできます(じっさいに動けるのは7月以降です)。ライターとしては、書きおろしに関しては今年はちょっと手一杯ですが、雑誌の連載や単発記事ならいつでもやらせていただきます。怠け者で原稿も遅いぼくですが、編集したり書いたりしたものや、「モクローくん通信」「不忍ブックストリート」などをご覧になって、「こいつ、しばらく生かしておいてやろうか」と思ってくださる方はどうぞよろしくお願いします。「ナニも云わずにこれを取っとけ」と100万円くれるのでもイイんですが(また甘いコトを……)。ご連絡は kawakami@honco.net まで。なお、こちらからも数社・数人に向けてお願いを差し上げるツモリです。