原稿にかかれない……

昨夜は、一箱古本市の店主へのメールを送った。75人を出品する場所ごとにグループ分けし、アドレス帳にそれぞれ別のフォルダをつくって、まとめて送信していく。とはいえ、いろんな例外があり、その人には個別にメールしなければならない。メーリングリストをつくっておくべきだったろうか。そのあと、旬公がつくったチラシをチェックする。寝たのは4時半。


今朝は、小川町の簡易印刷の店にチラシの原稿を持っていく。B4一枚にチラシ三枚を面付けしてあるので、印刷したときに微妙なズレが出てしまう。しかたないので、端っこイラストをホワイトで消してしまう。文字にかかってなかったのが幸いだった。〈キッチン南海〉(小川町にも店があるのだ)でカツカレーを食べ、ドトールで本を読む。小沼丹風光る丘』(未知谷)は気分がよくなる小説だ。ずっと読んでいたい。できあがったチラシ1200枚(カットしたら3600枚になる)を受け取り、仕事場へ。


明後日から出張するので、今日明日で数本原稿を上げねばならない。にもかかわらず、仕事・私事の両方で、連絡しなければ次に進まないコトが山ほどある。そして、そっちを先にやるコトが原稿からの逃避にもなるという悪循環。夕方、ようやく一本目の途中まで書いたところで時間切れとなり、仕事場を出る。谷根千工房にチラシを置き、〈千尋〉で食事して、ウチに帰る。


ちょっとだけ眠り、さて原稿だとパソコンに向うが、さっきよりもさらに連絡事項が増えている。いちばん大きなのは、東京スムース友の会の開始時間が2時に繰り上がったこと。3時からの古書会館でのトークのゲストに林さんが出ることを、すっかり忘れていたそうだ。あの緻密精密几帳面な林さんが、こんなド忘れするとはじつに珍しい。各方面に連絡して、2時開始に変更する。この会のお知らせを、この日記のヘッダに持ってこようとするが、どうもうまく行かない。フォントのサイズを大きくすると、なぜか日記本文のフォントが小さくなる。こういうときは、いじらないに限る。しかし、メールアドレスにリンクした部分が「南陀楼綾繁までご連絡ください。」という一文全体にかかってしまっているのが、最後まで直らなかった。この解決策、誰か教えて下さ〜い(もうすっかり他人任せ)。


原稿が土壇場のときに限って、注意を要する用件が増えるのはどういうワケだろう。いや、もちろん、締め切り前にちゃんと書き始めていれば、こんなつらい思いをしなくてすむのは判ってるんだけど。今日はグチだらけの日記になってしまった。すいません。さて、気を取り直して、書きはじめるか。