ようやく一段落

昨夜、ヘッダの部分がおかしいと泣きを入れたら、「Tagedieb」(http://blog.goo.ne.jp/sknzxxx)のnz00さんがすぐに教えてくれて、解決。感謝します。そのあと3時までかかって、短い原稿を書く。ある著者の単行本に入れる「しおり」の文章なのだが、こういうのは初めてなので、文章の方向性を定めるまでに時間がかかってしまった。寝たのは今日も4時。


朝は神保町へ。〈書肆アクセス〉に寄るが、畠中さんには今日も会えず。珍しく体調悪いみたいで、心配(いつもコッチが心配してもらっているのに)。「一箱古本市」のチラシを、青木さんに渡す。書店を数軒覗き、〈ディスクユニオン〉で、旬公に頼まれたDuck Tails [Fm Yokohama Presents Crazy Kenのゴロッコン・キュー・イイネ]という、なんだかよく判らないタイトルのCDを買う。ダックテイルズはクレイジーケンバンドの前身。あと、KILLING TIMEのCDが5枚も再発されたので、[BOB]と[SKIP]を買う。ワールドミュージックアヴァンギャルドの実験的なサウンドだった。


仕事場に行き、書きかけの『本の雑誌』の原稿をまとめる。台湾のモクローくんに会ったハナシ。今回は「モクローくん」とは使ってないけど。カットされなければ、彼とぼくの衝撃のツーショットそっくり写真が誌面を飾る予定。そのあと、「本コ」最終号の取材。伝説のライターYさんが、これまた伝説のエディターAさんに話を聞く……予定が、互いが質問し、互いに話し合う対談みたいになった。出てくる人名、雑誌名、すべてが興味深く、この場に立ち会えたコトに密かにコーフンした。4時間近くかかったけど。


ウチに帰って、セドローくんの日記を見たら、今日から突然「はてなダイアリー」に移行していてビックリ。「古書現世店番日記」(http://d.hatena.ne.jp/sedoro/)。岡崎さんといい、この数日で「はてな」仲間が増えてしまった。『ユリイカ』のKさんからメールで、某バンドの特集が決まったと知らせてくる。今日、メンバーのS氏と打ち合わせてきたと、コーフンした風情だった。役得と云わば云え、仕事にかこつけて会いたいヒトに会えるのは、編集者という職業の特権である。それにしても、Kさんの企画書には、いつも「【徹底討議】◎◎◎(その号のテーマ)、その可能性の中心」という仮題が入っているのが、オモシロイ。つい、使っちゃうんだろうなあ、「その可能性の中心」。


晩飯のあと、いつもどおり遅れている『彷書月刊』の原稿を書く。今回は、岡山−出雲の古本旅行のこと。ネタは十分だが、一度日記で書いてしまったことを、独立した別の文章として書くのは、案外難しい。どうやら書き上げ、明朝からの関西行きに持っていく荷物を用意したら、2時前。それでも少しは眠れそうだ。


というワケで、また数日間、更新をお休みします。留守中もメールは見ていますので、「東京スムース友の会」の申し込みをお待ちします(本日の時点で13人参加)。また、「一箱古本市」についての連絡も受け付けます。


8日(金)の夜7時からは、大阪の「勁版会」の例会で、「ぼくが〈小さなメディア〉にこだわる理由」と題して、ささやかなハナシをさせてもらいます。事務局は川口正さんです(TEL&FAX 06−6554−9499)。当日参加でもOKみたいなので、よかったらおいでください。