岡山−出雲・古本ツアー殺人事件

一箱古本市の「店主」募集ですが、すでに満数(75箱+α)に達してしまいました。ですので、これから先の受付は申し訳ないのですが、できません。意志が弱いので、メールが来たら受け付けてしまいそうな気がするので、とりあえず、この時点(3時半)で受付終了を宣言します。みなさん、ありがとうございました!
(以上、25日の午後更新)


1時頃、仕事場へ。最後の青焼きをチェックして、本号は完全に校了台北国際ブックフェアのレポートや会場写真をまとめて、出品してくれた版元に送る。6時に出て、池袋へ。前から行こうと思っていた〈古書 往来座〉(http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/)へ。ジュンク堂の前から明治通りを3分ぐらい歩くと、左側に看板が見えてくる。ショーウインドーには日本文学の初版本が展示されている。均一本+特価本の棚が5つぐらい外に出ているので、道行く人がふらふら立ち寄っていく。誘蛾灯のようだ。ナカは、吉祥寺〈よみた屋〉をギュッとコンパクトにした感じか。新しい本と、ほどほどに古い本が混在している。今日は買いたい本が見つからなかったが、いつかゴソッと買う機会があるかもしれない。天井にかかっていた、「夢泥棒」と書かれた尾辻克彦の色紙(2万円)が気になる。夢泥棒なら赤瀬川原平のほうだと思うんだけど。


そこから東池袋まで歩き、サンシャインシティのワールドインポートマートの古本市へ。いつ来ても、たどり着くまでがめんどくさい。7時過ぎとあって、ヒトは少ない。ゆっくり見ようと思ったが、なにしろ会場が広いので、最後は駆け足になった。富士正晴のエッセイ集を4冊買う。そのあと、イチローくんとセドローくんと、ジュンク堂の裏にある〈木ノ声〉で、ウチの実家(出雲)の本を買い入れにきてもらう件で相談。最初はイチローくんが東京から出雲まで車を運転するという、かなり無謀な計画だったのだが、本は送ってもイイということで、岡山からレンタカーを借りることに。なんで直接出雲に行かないかと云えば、三人ともこの機会にかの有名な〈万歩書店〉を見たいから。イチローくんは、「このルートを決めた時点で、もう仕事じゃないっすよ」と云っていた。たしかに。仕事と云うよりは、欲望にもとづく行動といったところか。火サスかなにかで、この旅行をドラマ化してくれないかな。「岡山−出雲・古本ツアー殺人事件」(ポロリあり)。ポロリするのはセドローくんだ。


イチローくんと山手線に乗り、西日暮里で別れて帰ってくる。《タモリ倶楽部》お得意の鉄道ネタを見て、少し片づけしたら眠くなった。


【今日の郵便物】
★古書目録 西部展、天導書房、逍遥(古書現世