インタビューで元気に

朝、銀行に寄り、家賃に振込みをしてから仕事場へ。今日のインタビューの下調べしてるうちに1時過ぎる。神保町に出て、〈ふらいぱん〉でむつ煮定食+冷奴を食べて、三省堂へ。4階のデザイン書売り場のあたりで、本づくりの本と変わったカタチの本を並べてフェアをやっている。松田行正さんの牛若丸の本や、祖父江慎さんが手がけた変形本など。ちょっとオモシロかった。


2階の〈ピッコロ〉で、カメラマンの桜井さん父子と待ち合わせ、車に乗せてもらい、神田警察前にあるG社を訪ねる。住所表示を見ながらたどり着いたら、前に〈オヨヨ書林〉が入っていたビルの隣じゃないか。ココでHさんのインタビュー。興味深いハナシがたくさん聞けた。途中雑談もはさみながらだったので、終ったら6時半になっていた。出版の先達からハナシを聞くと、すぐに元気が出てくる。きっと単純な性格なんだろう。


千代田線でウチに帰り、自転車で買い物に行く。ついでに、コンビニにも寄って「タイムスリップグリコ」を2つ買う。じつは昨夜も散歩のついでに二つ買った。昨夜は『POPEYE』と『少年画報』、今日は『OLIVE』とまた『POPEYE』だった。いちおう揃えてみたいとは思う。晩飯はモツ煮の残りと、生協で買った鰯の竜田揚げ、木綿豆腐をちぎってフライパンで炒めたもの(ちょっと失敗)。旬公が最近やっているので、ぼくも土鍋でご飯を炊いたのだが、水加減が難しく、少し固かった。


〈月夜と眼鏡〉さんに借りた、《ダウンタウンのごっつええ感じ》のDVD(vol.1)を観る。なんと2枚組。「24時間、体育館で生活」という罰ゲームがメイン。これ、再放送も含めて2回ぐらい見てるのだが、大のオトナがあほらしいことに一生懸命な様子が笑えて、最後まで見直してしまった。あと、図書館で借りた、友成純一『人間・廃業・宣言』(洋泉社)を読む。塩山さんの書くとおり、自分の悲惨な生活を書いた部分がめちゃくちゃオモシロイ。映画評論としても鋭い指摘が多かったが、「人間廃業」というテーマにこだわって何度もそのことを書いているワリには、全体がそのテーマによって貫かれていないという気がした。むしろ、個別の監督論として気楽に読むほうがいいかも。ココまで日記を書いたら、目が疲れてきたので、終り。


忘れてた。旬公が「中尊寺ゆつこが亡くなったってニュースでやってた」というので、調べてみると、たしかにガンでなくなっていた。42歳だった(http://www.yomiuri.co.jp/obit/news/20050131zz23.htm)。大好きというワケではなかったが、「おやじギャル」というコトバをつくったことも含め、バブル期の若い女性の本音を体現するマンガ家であったことはたしか。ぼくが聴いたことがないが、マンガ家の前には、「ロシアバレエ団」というバンドをやっていて、ナゴムレーベルからレコードも出している。平田順子ナゴムの話』(太田出版)では、このバンドについても触れられていたと記憶する。