罵倒される側に回る

アタマの中がぐちゃぐちゃでナニもやる気が起きない。『嫌われ者の記』での塩山氏の漫画家への罵言が我が事として身にこたえる。前に読んだときは、完全に塩山さんサイド(催促する側)だったのだが……。また、この日記がはじまった1988年には、塩山さんが35歳という若さだったコトに気づき、驚く。昨日、いしかわじゅんの『鉄槌!』を読んでこの事件の起きた1989年にいしかわが39歳だったコトにも驚いたが。べつに現在の年齢から逆算してみればスグ判ることなのだが、37歳の自分の幼さに比べるとやっぱりねえ。それにしても、『嫌われ者の記』に収録されたのは、1996年前半までで、その後約8年間の日記が未刊行のママというのはあまりにももったいない。優に一冊以上の分量だ。どこかの物好きな版元が動かないかと思ってきたが、そろそろ積極的に持ち込むべきなのではと思う。


夕方まで自宅にいるが、まったくナニひとつ、動きがない。諦めて、(電車に乗る気力もなく)タクシーで仕事場へ。いつもうるさいぐらい、通る道を聞かれるのにうんざりしていて、今日は珍しくナニも聞かなかったので、大丈夫だろうと任せていたら、予想だにしない道(トーゼン遠回りで料金も掛かる)を行かれてしまい、途中で降りて歩くハメに。面倒くさくても、やはりハッキリ道を伝えるべきなのだろう。


仕事にかかる前に、二日分の日記を付ける。ようやくやる気が見えてきた。明日、明後日は鳥取に行くため、東京にいません。帰ってからも待ったナシのことが多く、この日記は更新できないかもしれません。あらかじめお断りしておきます。では。