立ち食いそばとさぬきうどん

今日も朝から仕事場へ。著者校の戻りを待つあいだ、神保町に行き、〈日本特価書籍〉で、小谷野敦『評論家入門』(平凡社新書)ほかを買う。この本、数日前に出るのを知って、書店でチェックしていた。立ち食いそば屋で読み始めると、章扉のイラストがナンとうらたじゅんさんだった。びっくり。


8時までに今日の入稿分を済ませ、出る。あとは対談、討論を残すのみ。これがタイヘンなのであるが。千駄木まで帰り、さぬきうどんの店で、ビールと牛丼定食。ココの牛丼、妙にウマイな。コシのつよいうどんを食べたら、また高松にうどん食いに行きたくなる。去年に続いて、今年も年末に出かけようかなあ。ついでに、高知か徳島の古本屋も行って……。


【アンケート回答ご紹介】
◎ゲイ・ライター、一文字カルトさんより。

面白かったのは、“大阪の狆”くんの登場する9月16日(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20040916)あたりでしょうか。彼のキャラクターがとてもいきいきと微笑ましく描かれていて、楽しく読めました。私は日記本マニアで、いろんな方のものを拝見しているんですが、やはり登場人物(?)のキャラの立っているものが一番ですね。ぜひ見習わせていただきたいところです。これからも、日記も雑誌も楽しみに拝読させていただきます。

で、今日、一文字カルトさんが発行する「Gay@(ガヤ)」というミニコミ誌が届いた。総力特集「さよなら、薔薇族」は27ページもあり、編集長の伊藤文学氏のメッセージ(転載)や唐沢俊一氏のコメントもある。ほかに、〈弥生美術館〉の石原豪人展のレポート、「クィア、母校へ帰る」(イラストがスバラシイ)など、読みごたえがある。前身の「GAYA×GAYA」は新聞風で、どっちかと云えばこちらのほうが好みかな。

「一文字カルトの男色道場」
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/karuto/


【今日の郵便物】
飛鳥新社より 吉永嘉明『自殺されちゃった僕』(飛鳥新社)1400円
タイトルと装幀に一瞬ビビるが、著者の妻と、友人だったねこぢる青山正明の三人が自殺したことを、残された側の視点でつづる手記であるようだ。いま読むと、確実に気分に影響しそうな本。
★古書目録 シンフォニー古本まつり、四季書林