台風と映画

夜中、『日本古書通信』のアンケートを書いて送信。朝から原稿に掛かるが、どうもうまく進まず。お昼前から雨が強くなる。あわてて外に出て、スーパーとコンビニとビデオ屋を回ってくる。コンビニはマンガ雑誌、スピリッツとヤンマガフィールヤングとKiss(これまで買ってなかったが、『のだめカンタービレ』と『おいピータン』が読みたくて)を買い、ビデオ屋で数本借りる。


夕方からは大雨。ビデオで、クリント・イーストウッド監督の《ルーキー》(1990)を観る。イーストウッドの監督作品はたいてい観ているがコレは初めて。共演のチャーリー・シーンのイモ演技にムカつくが、後半に入るとなかなかオモシロかった。


ちょっとだけ原稿を進め、またビデオで《フルタイム・キラー》(2001)を観る。香港映画で、《ザ・ミッション》のジョニー・トウ、ワイ・カーファイの共同監督、アンディ・ラウ反町隆史が出演。殺し屋二人の愛憎劇といったところだが、レンタルビデオ屋や映画館が出てきたり、「アラン・ドロンの映画にこんなシーンがあった」などと、あまり必然性なくやたら映画ネタが出てくるのがオモシロイ。アクション映画というよりは、監督の趣味が反映されている珍作というべきか。反町の演技はあまりにもキメキメでついていけない。


夜になると、雨が止む。テレビで《ダイ・ハード3》(何回目やら)を観ながら、あれこれ。12時前にはヨコになって寝てしまう。旬公が仕事でずっと谷中にいたので、ウチで一人で過した一日だった。