「BOOKMANの会」が10回目

気温が変わりやすいせいか、どうも調子が悪い。風邪薬を飲んで出かける。仕事場では連絡あれこれ。3時に出て、国立へ。一橋大学の正門手前に〈TMS〉というカフェがあり、そこで著者のHさんと待ち合わせ。ちょっとビックリするぐらい、この辺りには似合わないオシャレな店で、当然ぼくなどは居心地悪い。Hさんがいらっしゃるまで不安だったなあ。


5時半頃、JRに乗り込む。四谷まで立っているのがツライ。丸ノ内線に乗り換えるが、改札入ってから、お茶の水で乗り換えるべきだったと気づく。案の定、茗荷谷に着いたら7時10分前。急いで、会場の〈寿和苑〉に向かう。途中、道に迷っていた森山裕之さんと会う。〈寿和苑〉には5、6人来ていて、遠藤哲夫さんが「はなまるマーケット」に出演したときのビデオを見ている。普段と全く変わらない服を来て、いつもの口調で話すエンテツさんは素敵だ。放送ではエンテツ出演シーンは数十秒だが、録画した映像が流出したら、ぜひ見たいものだ。


昨年4月から15人ほどでやっている「BOOKMANの会」は、今日で10回目を迎える。よく続いたなあと思う。今日の発表は、向井セドローくんと森山さん。セドローくんは立石書店の岡島一郎くんをゲストに、古書市場の仕事についての発表をする。セドローくんから、「アヤシゲ文庫モクロー堂」という屋号を与えてもらう。古本屋やるときは、コレにしようかなあ。森山さんはあだち充研究。メジャーなのに評価が低いことに悲憤慷慨。そういわれれば、たしかに。ぼくも最近、自分が中学生のときに読んでいたマンガやSFを読み返そうとしているが、一度忘れ去ったものに再度アクセスしようとする気持ちが芽生えているのかも。


終わったあと、いつもの〈さくら水産〉へ。最終的には11人になる。みんな盛り上がっていたが、ぼくはイマイチ調子出なかった。でも、こういう楽しい場が二カ月に一度あるということは、仕事の励みになる。次回は11月。会員の発表も一通り終わったので、次の展開を考えなければならんなあ。


【今日の郵便物】
★「エルマガジン」11月号 特集「ずっと通いたい本屋のかたち」
話題を呼んだ昨年の本屋特集の第二弾。今回も40ページと力が入っている。ちょうちょぼっこ・郷田貴子さんの奈良古本屋めぐりがいい。
★古書目録 和洋会