同じことの繰り返し

行きがけに市ヶ谷の〈文教堂書店〉で資料本探し。仕事場で原稿依頼など。1時に生命保険の人が来る。前の会社で入ったのだが、その後、7年間もほったらかしだった。新しい商品が出たのでそれに入れ、という。たしかに保障の面では良くなっているし自由度もあるのだが、いまよりも1万円近く高くなってしまい、とても払えない。それに外資系の保険会社ならもっと安いはずだと、「ウチで相談したから」と返事したが、「今日決めないと、締めに間に合わず、あなたは来月(誕生日の半年前)に保険料が上がってしまう」と云われてカチンときた。お前の都合に合わせて(しかも、保険料が上がらないうちにという「親切」を押し付けられて)、誰が高いカネ払う気になるかよ! 


ムカムカして席に戻る。空調もまだ直らず、どうも調子出ない。某誌から電話があり、こちらにまた判断を丸投げされて、ドヨーンとする。ウチに帰って、『ダヴィンチ・コード』(角川書店)を読むが、どうもどこかで読んだような話の展開だ。まあ、何も考えずに読めるからイイけど。


原稿依頼のために目を通しておきたい本が、見つからない。いつものことだが、今回は3人分、計5冊が影もカタチも見えない。7月に整理してきたときに見つけて、別にしておいた本までもナイ。いつも同じことの繰り返しで、自業自得とはいえ、すっかりイヤになる。近々ADSLにするため、今度NTTが配線を確認しにくるが、線の上に本が積んであるので、どのみち全部動かさなければならない。それは明日やることにして、今日は仕事にならん! と寝ることにするが、その前に開いた岡崎武志さんからのメールに励まされる。


布団の中で、『ダヴィンチ・コード』下巻を読了。その後眠れず、『映画秘宝』を読む。ああ、こいつら、好きなことを好き勝手にやってるなと、うらやましく思う。そうこうしてるウチに4時になり、ようやく眠る。


【今日の郵便物】
アンダーグラウンド・ブック・カフェ 宣伝用フリーペーパー 
高野ひろしさんより 「イカの筋肉」244号
★ハガキ 大橋歩展「hand-made〈土曜日へ〉」9月27日(月)〜10月2日(土) 11:00-19:00  京橋・ギャラリー山口
★古書目録 西部展、遊の会、四天王寺べんてんさん