怠け者の連休働き

きじまこうさんの「モノノフォン」(http://homepage1.nifty.com/hebon/fhp/)で、さかなの大阪でのインストアライブの模様を読む。こないだ行けなかった8月末の吉祥寺〈MANDA-LA2〉でのライブを最後に、ドラムのPOP鈴木が脱退していたことを知る。今後、さかなの音楽はどんな風に変わっていくだろうか。それはそうと、ここ数日、日記が更新されていて、きじまさんが元気になったらしいことが窺えて、嬉しい。今月26日には高円寺で桂牧さんのライブがあるが、桂さんの最もよき理解者であるきじまさんが、この場に来られたらイイなあと思う。


朝10時から原稿書き。「まぼろしチャンネル」(http://www.maboroshi-ch.com/)のスポンサーである対角線が、去年『早稲田の学生街』という本を出したのだが、その第二弾に収録される予定のもの。ぼくが在籍した当時の早稲田の雰囲気を日記風に書いてくれ、という依頼だが、昔の日記や手帳を読み直しているウチに、たちまち締め切りが過ぎてしまった。12時過ぎまでかかって書き終える。途中、ぼくが所属していた民俗学研究会の部室が放火で燃やされたのが、何年のことか判らなくなり、同学年だった石岡に電話して確かめる。それを手帳のわずかなメモと付き合わせて、やっと時期が判る。記憶力が悪い人間にとって、昔のコトを書くのはひと苦労だ(それなのに最近、そういう文章を書く機会が増えてしまった)。


ときわ食堂〉で、カツオのタタキ定食。祝日なので客が多い。帰って、ときどきうとうとしながら中町信のミステリを読む。毎日ムックのゲラがファクスされてきたので、返送する。5時に出かけて、〈結構人ミルクホール〉へ。今日で二回目。パソコンを持ってきたので、奥のテーブルに座って、「レモンクラブ」の原稿を書く。この店のこと、口コミで知られ始めているのか、2時間で三組ほど客がいた。本棚を見ると、こないだ来たときとは少し入れ替えている。少しでも動きがあるのは嬉しい。久住昌之滝本淳助『東京トワイライトゾーン』(日の出出版)を950円で買う。「タモリ倶楽部」の一コーナーを本にしたもの。


ウチに帰って、夕飯の準備。鶏肉と厚揚げ、きくらげ炒め。旬公は『ダヴィンチ・コード』に夢中。中町信を読み終えて、「のんき新聞」の原稿(といっても500字だが)。一見、とてもよく働いたように見えるが、締め切りから遅れたものばかり。しかも、明日から仕事場に行かねばならないというその前日になって、ようやくやる気になるんだから。


【今日の郵便物】
★古書目録 みはる書房