【謹告】「モクローくん通信」19号は発行延期です

朝10時に、東大正門前でカメラマンと待ち合わせ、古本屋2軒を取材。本郷三丁目の駅前で昼飯を食って、表参道へ。日月堂の取材。佐藤さんと話しているうちに、「ヨゼフ・チャペックの装丁作品集」という文字がふと目についた。すでに持っているものかと思ったら、1934年にチェコで出されたものでとても印刷がイイ。これは買うしかない。ちょうど、古書ほうろうでの「モクローくん大感謝祭」のぼくの取り分を持っていたので、そこから払う。取材に行って本を買う癖はナントカしないと、古本関係の仕事が増えれば増えるほど赤字だというコトになる。

ウチに帰り、用事を片付ける。そのあと、原稿を一本書く。明後日から出かけるのに、その前に書かねばならない原稿がまだ◎本ある。旬公は◎本。二人ともホントに行けるのか? 話し合った結果、8月末までに出すつもりだった「モクローくん通信」19号は延期するコトにした。たとえ版下ができても、コピーと発送を考えるととても間に合わない。定期購読者には申し訳ないが、9月に入ってから19・20号を合併号で出すか、頑張って2号同時につくるか、なんとかしたい。ココまで遅れながらも月刊ペースで出せていただけに、悔しい。というワケで、この日記を見ている方に、延期の旨、謹告致します。

今日は吉祥寺の〈MANDA-LA2〉でsakanaのライブがある。行くつもりでいたが、いまの状況ではとてもムリ。ニューアルバムの発売記念だったのになあ。〈みずま〉でロースカツと鳥唐揚げの盛り合わせを食べ、〈ジョナサン〉に行く。うるさいこと、この上ない。とても原稿書ける状態じゃあない。帰って原稿に取りかかるもスグに挫折。佐藤賢一オクシタニア』(集英社)に逃避してしまう。


【今日の郵便物】
★古書目録 古本倶楽部(中野書店)
★中尾務さんより 「VIKING」最新号
★「ちくま」9月号