疑惑の第一位

朝、8時半に起きて、自転車で荒川区役所まで行く。期日前投票のためだ。荒川区は区民事務所の配置がどうもおかしくて、西日暮里近辺には一カ所もないため、区役所まで行くしかないのだ。1階ロビーで投票をすませる。選挙なんて行ったり行かなかったりなのだが、11日が神戸のサイン会なので、選挙に行かない理由としてはあまりにもマヌケすぎるかなと思って、今回は投票した。


昨夜つくった、イベントのチラシを〈古書ほうろう〉に持っていく。ついでに、こないだの買取の精算。おお、ワリと高いぞ。今日もうだるような暑さ。仕事場に続く坂道に上るだけで、全身の力が吸い取られるようだ。まず、懸案の原稿を片付けるべくとりかかる。なんとか書いて、神保町へ。仕事の打ち合わせの後、〈書肆アクセス〉に寄る。情報誌「アクセス」の売上良好書に、6月15日までの集計で、『ナンダロウ〜』が「出荷センター仕入れ」が5位、「書肆アクセス調べ」が1位になっている。畠中さんからは、入荷日から5日ほどでこれだから、次回もいい順位だろうと云ってもらえる。嬉しい。だけど、もしアクセスでの順位が日本各地の書店での順位と一致していたら、いまごろ増刷かかってるんだろうけどなあ。ちなみに、「アクセス仕入れ」(以上三つの集計の違い、かなりわかりにくい)の第1位は「sumus」12号だった。


また仕事場に戻り、7時ごろまで。旬公から電話が入り、〈アクセス〉にいるというので、一日二回も同じ店へ。仕事上がりの畠中・小林夫妻と一緒に、〈名舌亭〉へ。いろんなハナシが出たが、小林さんが私生活でも本をきちんと整理しないと気に喰わず、畠中さんはその逆というのが、何度聞いてもオモシロイ。10時ごろ解散。ウチに帰り、「モクローくん通信」17号までのバックナンバーのセットをしこしこつくる。


そろそろ、塩山さんがナンか書いてるかな? と「漫画屋ホームページ」の「日刊塩山無駄話」(http://www.linkclub.or.jp/~mangaya/nikkann.html)を見たら、あった、あった(7月8日付)。「▼“タダ原稿書きのキング”、南陀楼綾繁が処女単行本の宣伝でシャカリキになるのはわかる(当人の知名度、版元規模からして当然)。わからないのが丸山健二。ざとらしんだよ毎回。」以下略。「タダ原稿書きのキング」という命名は、ぼくとしてはわりに気に入っている。


地方巡業のため、明日から火曜日まで、更新はありません。もう一度宣伝しておくと、明日10日、夜7時から、鳥取定有堂書店http://homepage2.nifty.com/teiyu/)で、『ナンダロウ〜』刊行記念の茶話会があります。そして、翌11日3時からは、神戸・海文堂書店http://www.kaibundo.co.jp/)で、「sumus」VS幻堂出版の「汗だくサイン会」が開かれます。この猛暑なので、東京に戻ってから寝込まないように、あまりハシャがず大人しくしていたい。関西に行くと、いつもハジケてしまうので……。


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とくになし。