ご幼少のみぎりのポテトチップス

昨夜は12時過ぎにヨコになったのだが、暑いし、クーラーかけると冷えすぎるしで、眠れない。しばらく本を読み、電気を消しては眠れず、またつけて本を読む、の繰り返し。結局、5時まで眠れず。


仕事場に行くが、今日も暑い。この週末は鳥取と神戸に行くのだが、どうなるコトやら。弟からメールあり。『ナンダロウ〜』に前にいた会社のコトを書いた(弟はそこで勤めているのだ)のだが、社長がなんだか喜んでいたらしいのでひと安心。「本を読んで同情した人がポテトチップスを沢山送って来ているのではと推測しますがどう?」とあって、爆笑。弟とカルビーのポテトチップスを取りあった少年時代のいじましさを(ワザと)二カ所に入れたのだが、反応したのは当の本人だけでした。


座談会や原稿の打ち合わせなど。まとめなきゃならない原稿はまだ進まず。林哲夫さんからメールで、「それにしてもモクロー日記(じゃなかったっけ)、毎日すごい量ですね。けっこう時間とられるでしょう? まあぼちぼち行きましょう。」と。大丈夫ですよ。あったコトを順に書いていくほうがいまのところラクなだけで(読者には迷惑でしょうが)。たぶん、そのうちパタッと更新が止まるでしょう。


ウチに帰って、「モクローくん通信」第18号のテキストを上げる。ただ、諸事情あり、海文堂でのサイン会で配るのは断念した。版下作成→コピーにはむちゃくちゃ時間掛かるのです。今回は「古書ほうろう」でのイベントのチラシを配布するコトにした。あと、「モク通」創刊号から第17号までの揃いを500円で販売します。未入手の方はご利用ください。もうひとつ、シークレットにしてたモクローくんグッズが明日できるというので、海文堂に直接送ってもらう。販売分は3つしかないけど、ナカナカよきものかと思ふ。


定有堂書店の奈良さんからメール。「日本海新聞」で紹介されました、と。まあ、山陰出身ですし。定有堂のサイトを見たら、記事が載っている。「講演会」というコトバと「南陀楼綾繁」という名前のギャップが笑える。あくまでも、気楽な茶話会です。
http://homepage2.nifty.com/teiyu/topics/nannda_announce2_book.html


【今日の郵便物】
★「i feel 読書風景」2004年夏号 特集は「いまもういちどやさしく学ぶ構造主義」。それとは無関係に、「本が生れるところ」という欄で、南陀楼のインタビューが載っている。もっと旨く話したかったなあ。
http://www.kinokuniya.co.jp/
★古書目録 浅草松屋、美濃収集会


【今日のしおりページ】
蜂巣敦『殺人現場を歩く』ミリオン出版、2003年
本の整理の過程で見つかった。正直言って、この本を買ったことすら忘れていた。冒頭、「綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件」(1989)の犯人たちが通っていた中学が、綾瀬の東京武道館の隣にあるという記述に驚く。その中学のヨコを通って、古本屋〈デカダン文庫〉によく行くのだから。〈デカダン文庫〉は駅前に移転したが、近くの〈味路〉でもつ焼喰うために、最近でもあの辺りをよく通る。
また、92ページの「新宿タバコ店経営者連続殺人事件」(1999)に出てくる西早稲田のタバコ屋は店こそ覚えてないが、前はしょっちゅう通るし、隣のラーメン屋に入ったこともある。そうだったのか。
この本の編集者、山崎三郎氏は藤木TDC『アダルトメディア・ランダムノート』の担当者でもある。このヒトの名前、覚えておこう。