新潟から奥沢へ

7時起き。テレビで朝のニュース見る。9時前に宿を出て、近くのバス停へ。新潟駅に向かうバスに乗る。信濃川にかかる八千代橋を渡ると、左手にNST新潟総合テレビ)の社屋が見える。RYUTist関連の動画には、彼女たちがゲスト出演したことのある『八千代コースター』が見つかるが、八千代橋近くの会社だからこういう名前なのだ。なるほど。この番組、面白そうなので見てみたい。

万代シテイで降りて、バスセンターの立ち食いそばでわかめそば。このあと飲むのでカレーは食べず。新潟市無線LANが使えるので、ベンチに座ってYouTube見る。昨日のRYUTistライブはカバー曲もよかった。私がカバーしてほしいと思うのは、マーガレットズロースの「ぼーっとして夕暮れ」。コーラスが映える曲。ボーカルの平井正也さんは新潟県新発田市出身で、いまは別府在住。https://youtu.be/SrTw5gp1wUk あと、とんちピクルスさんの「抱きしめたい」もリリカルでいい。https://youtu.be/YJvOVc4bgic もっとも、とんちさんには、純真な女の子にはタイトルすら聴かせられないヤバい曲も多いが(笑)。

駅まで歩き、〈ぽんしゅ館〉へ。佐藤ジュンコと落ち合う。窓際のテーブルに荷物を置いて、まずは買って帰るものの物色。前回気に入った鰹だしのしょうゆやぽん酢、そば、バスセンターのカレーのレトルトなどを買う。11時からバーで酒を出すので、地酒の利き酒セットを頼む。大き目のぐい飲み3つに入っているので、けっこう飲みでがある。3種類300円のおつまみセットも。あとから文旦さんも来て、午前中から飲みながら話す。

12時に出て、改札で二人と別れて新幹線に乗る。ぽんしゅ館で買っておいたおにぎりと味噌汁食べて、眠っているともう上野だ。そこから奥沢まで行かねばならないが、荷物が重い。しかし、一度家に帰ると出かける気力をなくしそうなので、頑張って山手線に乗る。目黒で乗り換えて奥沢。南口の、いままで入れていなかった古本屋が今日は開いていたので覗く。

北口を5、6分歩いて〈読書空間みかも〉へ。古民家の応接間で二か月に一回ぐらい一箱古本市をやっている。参加者はいつも5、6箱だけどアットホームな感じがいい。休憩に使っている座敷に荷物を置いて、今日のトークのメモを取ったりする。

古本市が終わって、6時にトークがはじまる。新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)ができるまでを、編集のHさんとのやり取りも含めて話していく。この半年間ぐらいのことだが、改めて経緯をたどってみると、ああそうだったと思うこと多し。とくに今年は1月から3月まで、自分が自分でなかったような日が続いていたので。いったん話を終えると、おいしいスイカが出てくる。それを食べながら、雑談モードに。後から来たレインボーブックスさんに「ナンダロウさんが私のことをよくネタにしているそうですが」と云われるが、半分はちゃんとリスペクトして紹介しているのですよ。もっともあとの半分は、そこまでやるかとあきれてますが。

疲れ切って、奥沢から南北線駒込で降りて、駅前のラーメン屋でビールとラーメン。タクシーで帰る。荷物を片付けつつ、RYUTistのCDや、「柳書店」で演奏した鈴木恵トリオのシングルなど聴く。「サンディー」で超泣けるイントロのギターを弾いている遠山幸生さんにいただいたThe Laundries『Synanthrope』も聴く。英語詞の曲も日本語詞の曲もいい。せつなさを感じるボーカルと演奏。そのあとも、動画を流しっぱなしにして寝る。東京に帰ってきたが、まだ体の一部分は新潟にあるみたいな感じだ。