不忍ブックストリートweek2011、おわりましたあ!

4月23日から16日間続いた「不忍ブックストリートweek2011」、昨日の旧安田邸の音楽会、Mio Fouライブをもって全プログラムを終了しました。今年はいつも以上に充実した内容だっただけに、疲れ方も並大抵じゃなかったです。でも、ほんと、無事に終わってよかった。


それぞれの企画の詳細が決まり、そろそろweekのチラシをつくる段階になっての3月11日の震災でした。予想外の事態が続けざまに起こり、どこまでで事態が収束するかの見通しもないまま、実行委員の全員一致で「いつも通りやろう!」となりました。公共施設の予約をキャンセルされたり、助っ人集会が中止になったりという事態に、ひとつひとつ対応しながら、少しずつ前に進めていきました。一箱古本市の大家さんにお願いしていた店や施設にひとつもNGがなかったことや、昨年に匹敵する人数の助っ人さんが集まってくれたことが励ましになりました。


一箱古本市は1日目は晴天でしたが、2日目は2時半ごろから大雨になりました。それでも、なんとか雨をしのぎつつ販売終了まで持っていけました。


実行委員企画のイベントは、震災以降、予約が伸び悩み、正直集客は大変でした。しかし、当日参加してくれるお客さんも多く、盛況になった企画が多かったのは、嬉しかったです。多少の凸凹はありますが、ならせばトントンの収支まで持って行くことができました。「予約が全部キャンセルになっている」という夢を見て、青ざめて起きた夜もあった(泣)だけに、本当に安心しました。出演者・一箱古本市の店主の皆様、場所を提供下さったお店・施設の方々、事前の準備から当日まで手伝ってくれた助っ人さん、そのほか不忍ブックストリートを応援してくださったすべてのみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。


不忍ブックストリートは今後も、「本」をテーマにしたさまざまなイベントを開催していきます。直近では、5月21日(土)のよみせ通りイベントでの古本市が決まっています。そして、秋には青秋部プロデュースの「秋も一箱古本市」が開催されます。ほかにも、年内に何かやるかもしれません。今後とも不忍ブックストリートをどうぞよろしくお願い申し上げます。