一箱いろいろ進行中!

しのばずくん便り(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20100309)に告知しましたが、春の一箱古本市の店主募集は、おかげさまで、定員の100箱に達しましたので、受付を終了しました。ご応募くださったみなさま、ありがとうございました。店主の皆さんの出店場所は、3月26日(金)夜に発表します。また、店主マニュアルは新しい不忍ブックストリートMAPとともに、3月末に発送予定です。


このブログに状況を書く余裕がなかったので、ココしか見てらっしゃらない方には、知らないうちに店主受付が終わったように感じられたかもしれません。すみません。最近、新しい情報はもっぱら先にtwitterに流してしまいがちです。こちら(http://twitter.com/kawasusu)をご覧いただければと思います。


一箱店主が受付開始から48時間以内で埋まるという事態は、もちろん初めて。10回目ということや一箱古本市の認知度が高まったことなどが理由でしょうか。また、今年は助っ人さんの応募も非常に多くて、現時点で40人以上が手を挙げてくださっています。「今年は50人ほしい!」と会議でぶち上げたのが実現しそうで、うれしい限りです。手伝う人はたくさんいればいるだけ、みんなが楽しく動けるわけですから。もちろん、まだまだ募集中ですよ。今週13日(土)には助っ人さん顔合わせ会&飲み会があるので、そちらに参加してみてはいかがでしょう? http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20100218


一箱古本市weekの企画も着々決まっています。実行委員会企画、数えたら17もありましたよ。その中で、これをご紹介。

出版関係勉強会「でるべんの会」Special
一箱古本市week 2010 in 不忍ブックストリート
「創業1周年記念 羽鳥書店のつくりかた」


◆講師
 羽鳥和芳(株式会社羽鳥書店代表取締役
聞き手:南陀楼綾繁(ライター・編集者)


2009年に千駄木で創業した、法律・美術・人文書を中心とする小さな出版社・羽鳥書店。大手出版社すら苦境に陥る出版不況のなか、羽鳥さんはどのような思いで出版社を立ち上げ、日々の本づくりを続けているのか……。東京大学出版会時代の体験も含めて、お話ししいただきます。今回は東大農学部内のバー〈S University of Tokyo〉を会場にお借りして、講演会・懇親会ともに開催します。


◆講師紹介
羽鳥和芳(はとり・かずよし)
1949(昭和24)年、群馬県生まれ、浜松育ち。東大出版会で編集一筋38年。『日本美術の歴史』『山口晃作品集』『映画論講義』『都市の詩学』『UP』などを担当。モノとしての本にこだわった本作りをめざす。羽鳥書店では山口晃、池田学、三瀬夏之介の作品集も準備中。


南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)
1967(昭和42)年、島根県生まれ。ライター・編集者。不忍ブックストリート代表。


◆日時
 2010年4月25日(日)15:00〜17:00(受付は14:30から)
 ※開催後、同会場にて懇親会を行ないます(飲み放題、料理ケータリング)。


◆会場
S University of Tokyo
〒113-8657 東京都文京区弥生 1-1-1
東京大学向ヶ岡キャンパスファカルティハウス 2F
TEL 03-3813-0991
http://www.ginza-s.com/group/s.html
※アクセス 東京大学農学部農正門から入り、左手奥、生命科学総合研究棟の左手の白い建物の2階です。最寄駅は南北線東大前駅


◆会費 
 講演のみ   1,000円
 講演+懇親会 6,000円


企画:出版関係勉強会「でるべんの会」
http://deruben.exblog.jp/
不忍ブックストリート
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/


でるべんの会は、「本の学校・大山緑陰シンポジウム」がきっかけで生まれた若手出版人の勉強会で、もとからの知り合いも多いです。数年前には〈往来堂書店〉の笈入さんと二人でこの会で話をしたこともあります。幹事の一人Kさんが千駄木在住という縁もあり、一箱weekでの企画が実現しました。講師として出ていただくのは、羽鳥和芳さん。先日の「羽鳥書店まつり」で初めてお目にかかったにもかかわらず、その後しょっちゅうお目にかかっているので、なんだか昔からの知り合いみたいです。羽鳥さんの古巣が東大出版会ということもあり、東大農学部内のバーという珍しい場所での開催となりました。先日、見学に行きましたが、いや、ほんと興味深い場所です。会費はちょっと高めですが、参加しただけの元は取れる有意義な会にしたいと思いますので、奮ってご参加ください。