ジュンコちゃん、ありがとう

ジュンコと云っても、旬公ではありません。〈ジュンク堂〉仙台ロフト店の佐藤純子ちゃん。「Book! Book! Sendai」のイラストレーター兼酔っぱらいです。彼女が『一箱古本市の歩きかた』について、とてもイイ文章を書いてくれました。
「私は本になりたい」http://flat.kahoku.co.jp/u/junko/QilZ4BjtpwNFgYHof29G/


この本については、いろんなヒトが感想を書いてくれてどれも嬉しかったけど、ジュンコちゃんの文はなんだかすっと胸にしみていく感じで、とりわけよかったです。この本を書いてよかったなあ、と思える感想でした。ありがとう。


朝8時起き。《ウェルかめ》を観てから、仕事場へ。いまいち調子でず、光文社から届いた本にサインをして11時に出る。西荻窪に行き、〈音羽館〉にサイン本を届ける。南側に出て、〈信愛書店〉で、久米田康治さよなら絶望先生』第19巻(講談社)、すぎむらしんいち(画)・リチャード・ウー(作)『ディアスポリス』第14巻(講談社)、『界遊』第3号(特集「奇書」)、『映画時代』第3号(特集「アウトロー」)を買う。『映画時代』には《ドキュメンタリー頭脳警察》の監督・瀬々敬久さんのインタビューが。久しぶりに入る店で、長崎ちゃんぼんを食べる。


仕事場に戻り、中川六平『ほびっと 戦争をとめた喫茶店 べ平連1970-1975 in イワクニ』(講談社)を読む。岩国にあった〈ほびっと〉という反戦喫茶の記録。六平さんはその初代マスターだった。ひとつの場所とそこに関わった人たちの姿を、不忍ブックストリートにダブらせて読んでしまった。もちろん、時代もシチュエーションも違うし、六平さんからは「そんな軽いモノじゃないよ」と云われるかもしれないが。7時前に読了。〈往来堂書店〉に行き、新書にサインをする。ちょっと押し売り気味だったかも。『ダカーポ』特別編集の「最高の本!2010」を買う。


8時に〈ブーザンゴ〉に行くと、ライターの濱野奈美子さんが来ていた。今日は彼女が取材から執筆まで行なった『はじめての神保町』(飛鳥新社)について聴くのだが、他にヒトが誰もいない。カリプソ文庫さんが来てくれたが、用事があって先に帰った。そのうち、〈古書ほうろう〉の宮地夫妻、トンブリンさん、やまがらさん、三五さんと集まった。聴衆が少ない分、かなりディープなハナシが聞けたな。濱野さん、わざわざ来てくれてありがとうございます。