フリーペーパー展、大阪ふたたびのお知らせ

今年2月に大阪〈calo bookshop & Cafe〉で開催されたフリーペーパー展ですが、名古屋、東京に回ったあと、再度大阪に戻ってきます。フリーペーパーやDMを多く手がけている〈レトロ印刷JAM〉の移転を記念してのオープニングイベントのひとつとしての開催です。JAMさんのほうで、これまでの展示してきたのとは違うフリーペーパーも追加される予定です。2月に見逃した方、もう一度見たいという方、ぜひどうぞ。トークでは、フリーペーパーを印刷する立場、置く立場でのお話を伺います。このほか、ライブやワークショップもあります。

【JAMフェス 09】
〜アートと音楽をこよなく愛する印刷屋さん、レトロ印刷JAM〜
新店舗への移転オープンを記念して、な、な、なんと!
6/21(日)から7日間、リニューアルイベント【JAMフェス 09】を開催します。会場内を埋め尽くす、フライヤーやアート作品に囲まれながら(もちろんすべてレトロ印刷!)ライブあり、ワークショップあり、トークイベントありと、盛り沢山に楽しめる7日間です!!


◇開催期間: 2009年6月21日(日)〜6月27日(土)
  ・6/21      14:30〜20:00
  ・6/22-6/26  12:00〜18:00
  ・6/27      12:00-20:00
◇会場: レトロ印刷JAM・新店舗
◇入場料: 無料


★フリーペーパー=小さなメディアの放つ光展
内容もカタチもさまざまなフリーペーパーが大集合。南陀楼綾繁が全国から厳選した約70誌のフリーペーパーを展示します。制作者のこだわりや想いが感じられるものばかりです。最新号は持ち帰りできます(数に限りがあります)。


【おもな出品物】*追加、変更する場合があります
MAGNET(札幌) / Cultivater(札幌) / WG(札幌) / WB(東京) 
乙女湯のたしなみ(東京) / 路字(東京) / ため息ミサイル(東京)
buku(東京) / 東京トーフ屋散歩手帳(東京) / ohitotsu(東京)
CINRA MAGAZINE(東京)/ kate paper(東京) / coaster(東京)
kidou(東京) / エホン便り(東京) / 1010(東京) 
KONNICHIWA新聞(東京) / フツパ(東京) / 週刊三階(東京) 
Apple Clover(神奈川) / SCHOP(名古屋) /  artravel(名古屋)
季刊すきま(名古屋) / 6がつのはれ(名古屋) /  a6(名古屋)
名称未設定の手紙(名古屋) / カモラ(名古屋) / ナナイロ(名古屋)
peacock(名古屋) / シネマぜんざい(名古屋) / 縞(名古屋)
少年少女乱歩手帳(名張) / HOWE(奈良)/ 京都ワッチャーかわら版(京都) 
SCRAP(京都) / のぼりうち(京都)/ カスタマイズ絵本(京都) 
ぱんとたまねぎ(京都) / ロック自身(京都) / ORDINARY FEUNERAL(京都) 
temiru(京都) / 海鳴り(大阪) / よくがある(大阪)
湯気新聞(大阪) / 堀江彷這(大阪) / シャープナー(大阪) 
レトロン(大阪) / RIPPLE(大阪) / 大阪のアートを知り尽くすMAP(大阪)
plug(大阪) / 実験アキレス(大阪)/ トオリヌケ・キ(神戸) /松風新聞(神戸)
甘苦一滴(神戸) / 食パン毛布(神戸) /  海会(神戸)
krash japan(倉敷) / LOUTO(広島) / 創世ホール通信(徳島)
083(下関) / 雲のうえ(北九州) / はかた版元新聞(福岡) 
ふるほにすと(福岡) / 再生誌(福岡) / シアタービュー(福岡) 
とことこかわら版(福岡) / 拝啓 寺山修司(福岡) / GP(福岡)
judd.(鹿児島) / 沖縄県産本ニュース(沖縄)


トークイベント】
〈紙モノ〉のいまとこれから
椎谷智晴(パンタロン代表) http://www.pantaloon.org
橋本裕(JAMスタッフ)
南陀楼綾繁(ライター)


フリーペーパー、チラシ、フライヤーなどの〈紙モノ〉の魅力と、それらが今後どうなっていくかについて語り合います。フリペ発行者のプレゼンテーションタイムもあり。


◎日程: 6月21日(日)
◎時間: 16:30〜18:00
◎参加費: 無料
参加希望者は、サイトの申し込みフォームに、必要事項を明記してお申し込みください。受付後、参加者の方には改めてJAMより案内メールをお送りします。
※先着30名様には、座席を用意しております。


イベントの最新情報・詳細はJAMフェスページをチェック!!
http://jam-p.com/fes.html


レトロ印刷JAM・新店舗
大阪府大阪市北区本庄西1-6-14 1F
tel 06-6485-2602
http://jam-p.com/
▽地下鉄御堂筋線中津駅」1番出口より徒歩13分
 谷町線中崎町駅」2番出口より徒歩5分
 堺筋線谷町線天神橋筋6丁目駅」11番出口より徒歩8分
▽JR「大阪駅」御堂筋北口より徒歩15分
▽阪急「梅田駅」茶屋町口より徒歩15分


8時起き。まだ少し雨が降っているが、上がりそうな気配ではある。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。連絡あれこれ。10時に出て、池袋へ。〈リブロ〉で「小説検定」の資料を買う。中公新書の例のアレ(冊子)をもらおうと探すが、見つからず。〈ジュンク堂〉にも行ってみたが、どこにも置いてない。ないとなると、手に入れたくなるな。


往来座〉の「外市」へ。また降ってくる可能性もあるので、レジや一部の本を中に移している。一回りして「小説検定」の資料などを買う。買いそびれていた、千木良悠子辛酸なめ子『だれでも一度は、処女だった』(理論社、よりみちパンセ)を700円で買う。なんと、このシリーズでは珍しく2段組だ。「BOOK BOOK SENDAI」メンバーの出品もあったが、ちょっと少なかったな。いろいろすったもんだあった末に完成した『わめふり』をもらう。こないだ見せてもらった段階より、ずっとフリーペーパーらしくなっている。武藤良子が突然仙台に出かけただけの成果はあった。正方形サイズもイイですね。和光大の授業で提出されていたら、優を差し上げるところ。


いつものスペースには、塩山芳明、退屈男、セドローくん、NEGI、Pippoといつものメンバーが溜まっている。ココでくだらないハナシをするのが楽しいのだが、古本を見に来たお客さんはいつもウルサイと思っているだろうなあ(ぼくが客だったらそう思う)。寝坊したu-senくんがやってきて、そそくさと箱を出す。そのあとしばらくして、こんどは別の服でやってきたので、ファッションショーか? と思うが、出勤用の服だという。どうも彼のやるコトにはいちいち「不審」の二文字が思い浮かぶ。塩山さん、退屈くん、中嶋くん(ついに東京在住者に)と近くのラーメン屋で昼飯。午後に来るらしいヒトを何となく待っていたが、来ないので帰る。


西日暮里に戻ると、荷物がいろいろ届いている。新潮社から村上春樹1Q84』1、2と原武史セレクトの松本清張傑作選『時刻表を殺意が走る』が。山川直人さんから、『コーヒーもう一杯』第5巻と『シアワセ行進曲』を。『コーヒー〜』は最終巻。長い間の連載、お疲れさまでした。『うえの』6月号に、松本哉が父親の松本哉について書いている。息子は〈素人の乱〉の店長で、父親は荷風寺田寅彦について書き先年亡くなった文筆家だ。息子の名前をペンネームにいただいてしまったという父との、奇妙な親子関係を描く、とてもいい文章。これは必読です。


昨日の日記を書いてから、文房具屋でコピー紙を買い、汐見地域活動センターで印刷。いちどウチに帰り、17時に駒込大観音へ。「水族かんのん楽市」が昨日から開催中。雨なら中止だと思っていたら、水族館劇場で屋根をつくってくれていた。生ビール、不忍通りの〈ミルミレ〉さんのサモサ、水族館劇場のバッジ、〈不思議〉のガラクタ、そして古本を販売。古本はそれほど売れるわけではないが、座って店番しているだけで、縁日にいるみたいで楽しい。今日観劇する知り合いが次々にやってくる。ぼくも今日観るつもりだったが、客が多そうだというので明日以降にした。7時すぎには境内が客で埋めつくされて、いつも通り、外から芝居が始まる。客入れが終わったところで、販売終了。片付けて、閉まる間際の〈大銀〉で買い物してウチへ。マグロのづけ丼をつくって食べ、そのまま寝てしまう。12時過ぎに目覚め、眠れないので、読みかけの山崎豊子『運命の人』第3巻(文藝春秋)や書評の本を読了。3時半にやっと眠る。