「卒業しない」人たちが集まった夜

昨夜、〈古書ほうろう〉での小西昌幸さんとのトーク、45人ものお客さんが来てくださり、大盛況のうちに終わりました。昨年末まではいまいち予約者が増えず、数日前に30人超えたと喜んでいたのですが、フタを開けてみると当日参加が多かったのでした。おかげで、小西さんにちゃんとギャラが出せました。感謝。お客さんの半分ぐらいは、『ハードスタッフ』も小西さんも知らなかったという人たちだったのも、ヨカッタと思う。知ってる人だけに向けて喋るのはつまらないですからね。


話そのものも、うまくいったと思う。小西さんの熱い喋りにみな、巻き込まれていた。小西さんの多彩な活動をフォローするためにはあと1時間は必要だったと思うが、それでも、主要な要素は押さえられたのではないか。最後に、『ハードスタッフ』の執筆者・愛読者にコメントをいただいた。木部与巴仁さんは創刊号からの現物を持ってきてくださった。プレジデント社の石井さんは、大滝詠一の言葉を引用して、何事からも「卒業」せず、やり続ける小西さんを賞賛した。いちばんインパクトがあったのは、美川俊治さん。スーツに七三分けという、かたぎ中のかたぎという風情だが、林直人さんの中学からの同級生で、非常階段やインキャパシタンツをやっているノイズミュージシャンなのだった。打ち上げでも、美川さんの話は世界的でスゴかったなあ。


ほかにもいろんな人にコメントや質問をもらいたかったが、時間の都合で出来なかった。よかったら、このブログにコメントください。小西さんも見ていると思うので。


とにかく、昨日のトークに45人も集まってくれたコトに、世の中ってまだ捨てたモンじゃないなあ、としみじみ思うのでありました。


トーク十番勝負」、残りはあと一回です。テーマは「不思議版元K会の伝説」。すでに予約が入ってきているようなので、15席埋まるのは必至。早めに予約してください。【速攻で埋まったので、受付終了します。これ以上は物理的に入りきれないので…】
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090114