日曜日も渋谷へ

午前中、仕事場でテキストの整理。昼は〈ときわ食堂〉で定食。渋谷に出て、今日も〈シネマヴェーラ渋谷〉へ。場内に入ると、カップルの男が前の作品のマヌケなところを、女に語っている。その声のでかいこと。これから映画を観る客がいることに思いいたらないのか。外に出て話すか、せめて小声にしろよ。


1本目は、石井輝男監督《女体渦巻島》(1960)。16mmの上に、フィルムが褪色してるのか、見えづらい。夜のシーンなど、ダレがダレだか判らん。途中でたっぷり眠ってしまった。もう一本は、福田純監督《電送人間》(1960)。鶴田浩二白川由美のコンビを、平田昭彦中丸忠雄東宝の常連たちが支える。安心して観ていられる映画だった。終わって、雨の中を千駄木に帰る。